2015年02月13日

緑の三宅島再び 園芸高、植樹活動10年【東京新聞2015年2月13日】(バードアイランド)

 二〇〇〇年の噴火災害で森林の六割が失われた伊豆諸島・三宅島。野鳥が数多く生息する「バードアイランド」と呼ばれた自然をよみがえらせるため、都立園芸高校(世田谷区)の生徒有志が、帰島開始の〇五年から植樹活動を続けてきた。学校OBらにも輪が広がり、十年間に植えたのは三万本超。一本の苗木から緑をはぐくむ地道な活動に対し十四日、都教育委員会から表彰状が贈られる。 (松村裕子)
 表彰を受けるのは、園芸高校の「三宅島緑化プロジェクト」。全島避難が解除されて間もない〇五年六月から春と秋の毎年二回、噴火後の雄山に在来種のタブノキやヤブツバキなどの苗木を植えてきた。
 活動当初は火山ガスに備えてガスマスクを携帯して島を訪れ、木々が立ち枯れた雄山で植樹した。やぶの下草刈りなど、暑い日にはかなりの肉体労働になる。
 担当教諭の古座野智弘さん(27)は「危険だし、どうせ一、二年で終わるだろうと言われたこともあった。けれども『やりたい』という生徒がいたから、十年間続けてこられた」と語る。
 苗木のほかに、ビオラやパンジーなどの花苗、保存食にもなるタマネギの苗を学校で育成。種まきから約百日間、夏休みでも水やりを欠かさず、島に届けてきた。
 昨年十一月に実施された二十回目の活動には、生徒や教員ら約五十人が参加。活動を後押しする宗村秀夫・同窓会長は、活動報告書に「母校の後輩が、この活動を通じて成長している姿がひしひしと伝わってくる」と記した。
 三年の馬場やわらさん(18)は「島の人からは『若い人が島に来ることが力になる』と言われた。たくさんの人に島の魅力が伝わり、もっとにぎわってほしい」と願う。リーダーの二年、半沢大樹君(16)は「島を訪れるたび、緑が増えていると実感する。先輩たちが受け継いできた活動を、今後もつないでいきたい」と決意している。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20150213/CK2015021302000132.html

ttps://archive.today/KsqKG

タグ:三宅島
posted by BNJ at 23:25 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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