2015年02月21日

毛生え替わり個性的に 名港水族館のペンギン【中日新聞2015年2月21日】


モヒカン刈りのような頭になったアデリーペンギン。毛づくろいをしようとしても、頭の上にくちばしが届かない=名古屋港水族館で

 名古屋港水族館(名古屋市港区)で暮らすペンギンたちの繁殖が一段落し、羽毛が生え替わる「換羽(かんう)」の季節を迎えた。モヒカン刈り、トラ刈り、エリマキトカゲ…。抜け替わる羽毛が所々残った体は、さまざまな物にそっくりな十人十色の装いに。年に一度の“衣替え”は、三月上旬まで続く。

 換羽真っ最中なのは、アデリー、ジェンツー、ヒゲペンギン。古い羽根の下から新しい羽根が生えてくるため、まず体全体が一回りふくらんだ「ボサボサ」状態になり、古い羽根が次第に落ちていく。落ち方に個性があり、面白い見た目になる。

 換羽には二週間から一カ月程度かかる。この間は保温と防水を担うはずの羽根がうまく機能せず、水に潜れない。自然界では餌の魚を捕れない日が続くため、絶食状態になって徐々に痩せるという。ただ、水族館では飼育員がホッケなど魚の切り身を差し入れるせいで「激痩せ」は見られそうもない。

 「一風変わった風貌も、また格別のかわいさ」と話すのは、担当飼育員の東山崎(とうやまさき)のぞみさん(31)。「実は落ちた羽根の掃除が大変ですが…。笑えます」。名港水族館は月曜休館。

 (中野祐紀)
http://www.chunichi.co.jp/article/aichi/20150221/CK2015022102000040.html

ttps://archive.today/JEBJ2

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