2014年05月22日

鵜匠びっくり、鵜が産卵 京都・宇治川【京都新聞2014年5月22日】

宇治川鵜飼の鵜が産卵した卵。人工芝の上で巣を作っている鵜が産んだとみられている(宇治市宇治・塔の島)
 繁殖はしないとされている京都府宇治市の宇治川鵜飼(うかい)の鵜が卵を一つ、産んでいたことが分かり、鵜匠たちを驚かせている。今回はひびが入ってしまったが、鵜匠たちは次の産卵を心待ちにしている。

 宇治川・塔の島(府立宇治公園)にある鵜小屋には14羽の鵜がおり、鵜匠が毎日、えさやりや掃除をする。鵜匠の澤木万理子さん(40)が卵を見つけたのは19日午後。鵜小屋で、仲良く寄り添う2羽の近くに、薄い青色の卵が落ちていた。高さ7センチ、直径3・8センチ、重さ61グラム。落ちた衝撃のためか、ひびが入っていた。

 鵜飼の鵜は、野生のウミウを捕まえて訓練する。宇治川鵜飼に携わって60年近い鵜匠の松坂善勝さん(76)は「人間の手に入ったら、繁殖しないと師匠から聞いた」と話す。岐阜県の長良川鵜飼や、愛知県の木曽川鵜飼でも「過去にない」(岐阜市鵜飼観覧船事務所、犬山市役所)と話す。約20年前と約5年前に産卵があった広島県三次市(みよし)の鵜飼は、鵜が卵を踏んでしまったという。

 宇治川の鵜の健康診断を担当する獣医師高橋将哉さん(34)=宇治市広野町=によると「環境変化に加え、訓練のストレスで繁殖しないのでは」と推測する。

 鵜は雌雄の判別が難しく、雌同士の可能性もあるが、2羽は交尾らしい行動をし、20日は鵜匠が敷いた人工芝の上に巣を作った。澤木さんは「下腹部が膨らみ、しんどそう。出産が近いのでは」と期待。高橋さんは、もし卵が産まれたら、ふ化を試みたいとしている。

 6月14日の鵜飼の「川開き」を前に、21日は高橋さんらが鵜の心音や体重を調べた。今年はどの鵜も健康状態は良好という。鳥インフルエンザの簡易検査で陰性も確かめた。神経質になっている2羽は目視で確認し「飼育環境が良いのだろう」と話していた。
http://www.kyoto-np.co.jp/sightseeing/article/20140522000026

ttps://archive.today/EkZtg

posted by BNJ at 23:00 | Comment(0) | 鳥獣狩猟ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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