2015年03月03日

秋田)看板インコ、健在45年 秋田駅近くの旧旅館に【朝日新聞デジタル2015年3月3日】


小浜京子さんとプッチ=秋田市中通6丁目
 JR秋田駅近くの旧旅館に長生きのインコがいる。名前は「プッチ」。性別はわからない。元おかみの小浜京子さん(80)の長女則子さん(53)が小学生の時、誕生日プレゼントとしてやって来た。それから約45年間、玄関口で愛敬を振りまいてきた。旧旅館の建て替えに伴い京子さんの長男の家に引っ越し中で、夏にまた戻ってくる。

 プッチは体長約30センチのアオボウシインコで、人が近づくと「こんにちは」「おはよう」などと甲高い声を上げる。旅館を営んでいた当時はお客さんと歌を歌い、公衆電話を使うお客さんの横で「もしもし」と声を上げてかわいがられた。

 則子さんが大好きで、現在は盛岡市で暮らす則子さんが、未来の夫を連れてきた時には「則子、則子」と叫んで暴れた。プッチの寂しさが伝わり、「その時は涙が出た」と京子さん。

 旅館は、秋田新幹線の開通で日帰り出張が増え、駅前にビジネスホテルができたこともあって10年前にたたんだが、プッチは健在だ。天気が良い日には鳥かごを外に出す。容姿は45年間ほとんど変わらないので、昔を知る人には「プッチの子どもですか」と尋ねられることもある。数年前には「お父さん、お父さん」と鳴くプッチの声を、近所のマンション住民が児童虐待と勘違いして騒ぎになる一幕もあった。

 病気らしい病気をしたことがなかったが、昨年3月、関節炎を患い動物病院に連れて行かれた。京子さんは「看護師さんが年齢に驚いていた。『うちの患者の最長老だ』って」

 薬で体調も回復した。鳥かごから出すと、よちよちと歩き、京子さんの手をやさしくかむ。

 寒い日には寝室に入れてもらい、鳥かごもこまめに掃除してもらっている。近所で暮らす長男の妻真理子さん(58)は「本当に大事に育てている」。アオボウシインコ2羽を飼育する川崎市の夢見ケ崎動物公園の職員も「長生きだ。上手に飼われたな、と思います」と話している。(曽田幹東)
http://www.asahi.com/articles/ASH325DK3H32UBUB00S.html

ttps://archive.today/TEVo1

posted by BNJ at 11:46 | Comment(0) | 愛玩鳥/飼い鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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