2015年03月18日

もうひとつの動物園:守り・伝える/71 ライチョウ/17 /東京◇照明時間調整し換羽成功【毎日新聞2015年3月18日】

◇照明時間調整し換羽成功

 上野動物園では、冬の羽と夏の羽のスバールバルライチョウを同時に展示している。1月、冬羽と夏羽の比較展示を見た女性は「真っ白のライチョウが茶色になった」と驚いていた。ライチョウなど鳥の羽が抜け替わる換羽(かんう)は昼の長さ(日長)が関係している。

 スバールバルライチョウは、日長が長くなると夏羽に抜け替わって繁殖期を迎え、日長が短くなると白い冬の羽に替わる。スバールバルライチョウが生息するノルウェーは、冬は太陽がわずかしか昇らない極夜となる。一方、夏は太陽が沈まず明るい白夜が続き、夏の時期は短いが日長は長い。このため、日本の日長条件では換羽や繁殖が難しかった。

 同園の高橋幸裕さん(49)は空調設備が整ったジャイアントパンダ舎の一角を借りて、室内照明の点灯時間を調整。日本の冬期に換羽し、繁殖させることに成功した。スバールバルライチョウが夏羽に抜け替わるには、日長が14時間以上必要だった。
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20150318ddlk13040009000c.html

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