2015年03月23日

所沢・おおたかの森にフクロウ 保全活動代表が撮影【埼玉新聞2015年3月23日】

足立さんが撮影したフクロウ=所沢市北岩岡
 武蔵野のオオタカや自然林の保全活動を進めている所沢市北岩岡のおおたかの森トラストの代表の足立圭子さんは、自宅近くの「おおたかの森再生地」でフクロウの姿を確認するとともに、写真撮影に成功したと発表した。

 足立さんらのボランティアグループは所沢、狭山、入間市など6市に広がる武蔵野の平地林を「おおたかの森」と名付け、募金で2月までに7カ所約1万1900平方メートルを購入している。

 フクロウを撮影したのは2008年2月に購入した資材置き場跡地(7420平方メートル)。以前はコンクリートや建築廃材で覆われていたが、地域の協力でコナラ、クヌギ、アカマツなどを植林し、水辺や草地を再生した。

 足立さんによると、再生した森にはオオタカやノスリ、カケスなどの鳥や、カブトムシ、ギンヤンマ、イトトンボなどが生息している。

 フクロウは昨年11月に目撃され、人を見るとすぐ逃げてしまっていたが、足立さんは今年2月28日午後、ヤマザクラの枝にいるフクロウを確認した。体長約30センチ、羽が白とこげ茶色のフクロウは逃げることなく、カメラを向けても長時間悠然と構えていた。

 足立さんは撮影した時、「自然を再生している人間には警戒心などなく、感謝の意を示しているような気がした」と話し、「これからも武蔵野の平地林に多くの野生の生き物がいつまでもすめる自然を守り育てていきたい」と話している。

 県生態系保護協会(さいたま市大宮区)の須永伊知郎研究部長は「おおたかの森の再生地は地道に土壌改良した結果、自然を取り戻したのだろう。生物がどれだけよみがえるか関心を持っていたが、餌場の条件が整い、子育てできるので、フクロウの繁殖の可能性がある。生態系が良くなった表れだと思う」と話している。
http://www.saitama-np.co.jp/news/2015/03/23/08.html

ttps://archive.today/p2ygp

posted by BNJ at 13:10 | Comment(2) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメント:
小手指ヶ原で家庭菜園をしています。
菜園仲間の畑でフクロウが一羽、防虫ネットに掛かり絶命していました。
間違いなくフクロウで所沢周辺にフクロウが住んでいたことに感動しました。
当日は文化の日、関係機関へ連絡すべく110番で警察に。30分ほどして警察官2名、更に応援の2名。
現場を離れた後、トトロの森ふるさと財団へ電話するも休日で繋がらない。
更に朝日新聞所沢通信部へもこの話しをお知らせしました。
結果、このフクロウは警察に。あとで聞くところによると焼却されるとの事。
私としては剥製にしてでも保存して戴きたかった。

Posted by at 2017年11月06日 18:04
貴重なお話ありがとうございます。
こういった保全活動もあり、一部地域では個体数が回復している傾向もあるようです。
ですが、営巣に関することは情報を明かせないことも多く、近くに住んでいてもその事実が周知されず、こういうった事故が起きてしまうこともあるようです。

亡くなったフクロウのことは残念ですね。
なるべく調査研究、教育目的で残してもらいものですが、時期によっては鳥インフルエンザの問題もあったり、行政機関によっても対応がまちまちなのが現状です。
こういった個体の対応をマニュアル化されておらず、インターネットで検索してもはっきりしないという問題もあります。
日本野鳥の会や日本鳥類保護連盟、山階鳥類研究所などが窓口になってくれるとよいのですが、迅速な対応はなかなか難しいようです。
野生動物に関するこれらの問題が良い方向に向かえばと考えております。
Posted by BNJ at 2017年11月08日 13:41
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