2015年03月25日

絶滅寸前の海鳥 小笠原で繁殖【YOMIURI ONLINE2015年3月25日】(オガサワラヒメミズナギドリ/他1ソース/既報別ソースあり)

今回の調査で見つかったオガサワラヒメミズナギドリ。じっとしており、休んでいるとみられるという(独立行政法人森林総合研究所提供)
 独立行政法人森林総合研究所(つくば市)は24日、これまで8羽しか生息報告のない海鳥「オガサワラヒメミズナギドリ」が、小笠原諸島(東京都)で繁殖しているのを確認したと発表した。同研究所の川上和人主任研究員は「唯一の繁殖地ではないか」としている。繁殖確認で謎に包まれた生態解明が進むと期待される。

 この鳥は2011年に新種登録され、英語名は「ブライアンズ・シアウォーター」。体長27〜30センチ・メートルで体重130〜150グラム。体上部は目の周辺を除いて黒く、下部は白い。足が青いのが特徴。冬に繁殖するとみられる。

 1991年の米ミッドウェー諸島での観察を最後に絶滅したとされたが、同研究所などは2012年、小笠原諸島で1997〜2011年に6羽の生息を確認したと発表。和名をオガサワラヒメミズナギドリとした。環境省や国際自然保護連合のレッドリストで絶滅危惧種に指定されたが、その後の生息報告はない。

 同研究所とNPO法人小笠原自然文化研究所(東京都小笠原村)は、今年2月25日夜から26日朝にかけて小笠原諸島の無人島・東島の一部(約3ヘクタール)を調査した。甲高い鳴き声を手がかりにオガサワラヒメミズナギドリ10羽を確認。1羽は地中に掘った巣で卵を抱いており、4羽は捕獲し体長などを計測したという。

 オガサワラススキやタコノキが生える国有林内で確認されたが、オガサワラヒメミズナギドリの巣作りには適さない外来植物のギンネムによる環境破壊が進んでいるため、林野庁は4月以降駆除するという。川上主任研究員は、「3ヘクタールで10個体しか見つからず、絶滅寸前と言ってもいい。他の島の調査も進めたい」と話している。
http://www.yomiuri.co.jp/local/ibaraki/news/20150324-OYTNT50383.html

幻の海鳥、小笠原で営巣確認【朝日新聞デジタル2015年3月25日】
小笠原諸島・東島で見つかったオガサワラヒメミズナギドリ=森林総合研究所提供  
 世界的な希少種の海鳥「オガサワラヒメミズナギドリ」=写真、森林総合研究所提供=の営巣地が小笠原諸島の東島で見つかったと、森林総合研究所などのチームが24日発表した。世界で初めてとしている。

 チームは2月、鳴き声を頼りに低木と草が混在する3ヘクタールを探し、10羽を発見した。草地に掘られた巣の中で卵も見つかった。約20年前に北太平洋のミッドウェー諸島で観察されたのを最後に一時は絶滅が疑われたが、小笠原諸島で見つかった正体不明の鳥が同一種であることが3年前にわかった。

 〈+d〉デジタル版に動画
http://www.asahi.com/articles/DA3S11668086.html

ttps://archive.today/FbchS
ttps://archive.today/Nwunq
幻の鳥、小笠原諸島で確認 オガサワラヒメミズナギドリ【朝日新聞デジタル2015年3月24日】(動画)

posted by BNJ at 12:43 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: