2015年04月15日

ブッポウソウの繁殖地に 県が駒ケ根で巣箱かけ本格始動【長野日報2015年4月15日】

 県のブッポウソウ保護回復事業計画による巣箱かけが、駒ケ根市内で本格的に始まった。市内では昨年、設置した巣箱で初めて繁殖が確認されており、ブッポウソウの新たな繁殖地域として今年から保護回復の取り組みを強化する。14日には県希少野生動植物保護監視員の小口泰人さん=同市福岡=と活動を任されている日本野鳥の会伊那谷支部会員が、県や市の立ち会いで市内数カ所に巣箱を取り付けた。

 県天然記念物で絶滅危惧種の渡り鳥ブッポウソウの繁殖が上伊那地方で確認されたのは1990年。小口さんらの巣箱かけの成果で最初に営巣を確認した中川村で繁殖数を増やしている。繁殖地域は北に広がり、2010年以降は飯島町内でも繁殖。昨年は駒ケ根市内で5羽の巣立ちを確認した。

 県は特別指定希少野生動植物に指定して、保護回復事業計画に基づく巣箱かけや、保護・監視体制の構築に力を入れている。上下伊那地方は昨年、18つがいの繁殖が確認されている営巣の中心地域で(独自の保護活動を行っている下伊那郡天龍村を除く)、今後の拡大が期待されている。

 駒ケ根市内では、繁殖に必要な環境が整っている場所や、過去に目撃情報があった場所を選び、市の許可を得て巣箱を設置した。県上伊那地方事務所の環境課と林務課の担当者も立ち会った。小口さんは「ブッポウソウが巣を見つけてくれるまでには2〜3年かかると思う。餌を取りにくる捕食距離は5キロ程度はあるので、来てくれることを願っている」と話している。

 同支部では今季、天龍村を除く上下伊那地方で45個程度の巣箱を設置する計画。上伊那地方では伊那市の三峰川周辺にも取り付ける。
http://www.nagano-np.co.jp/modules/news/article.php?storyid=33955

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posted by BNJ at 21:36 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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