2015年04月29日

秦野・八国見山の大規模霊園建設:落葉広葉樹の伐採進む ノスリ営巣可能性大、工事一時中止求めているのに /神奈川【毎日新聞2015年4月29日】

ネイチャーシネプロ代表・吉田さん撮影

 大規模な霊園建設が進められる秦野市渋沢の八国見(やくにみ)山(319メートル)南面区域で、落葉広葉樹のクヌギ、コナラ群集林の伐採が進んでいる様子を、ネイチャーシネプロ代表の吉田嗣郎さん(同市千村)が映像で捉えた。

 霊園計画地(約19・9ヘクタール)は、山頂近くにある電波塔の直下から森が切れる中村川沿いまでの区域で、大磯丘陵と丹沢山地をつなぐ「緑の回廊」として多くの野鳥や昆虫類が生息し、国蝶(こくちょう)オオムラサキの県内最大級の繁殖地にもなっている。

 また、計画地一体は、県のレッドリストで絶滅危惧種に指定されているタカ科「ノスリ」の県内では数少ない営巣地とされている。今年1〜3月にはノスリの飛ぶ姿がたびたび目撃され、繁殖につながる求愛行動も確認された。

 映像では計画地でクヌギ、コナラの群生地での伐採や、工事用道路の建設が進められている様子が確認できる。霊園建設に反対する「渋沢丘陵を考える会」(日置乃武子代表)メンバーは、「茂り始めた若葉に隠れ、4月半ばからノスリが見られなくなったが、営巣している可能性が大きい」として再三、市を通じて事業者に工事の一時中止を求めている。

 吉田さんは昆虫類や野鳥の生態をビデオカメラで撮影する国内では指折りの映像作家として知られる。貴重な自然の破壊を憂いて、今年初めから無線操縦のマルチヘリコプターに搭載した小型ビデオで、霊園建設現場の状況を定点観測している。【高橋和夫】
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20150429ddlk14040152000c.html

ttps://archive.is/BWwSt
ttp://archive.is/ogmD0

タグ:ノスリ 開発
posted by BNJ at 22:01 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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