2015年05月02日

さくら取材記者のブログ 岩手山麓のオオヤマザクラ【YOMIURI ONLINE2015年5月2日】(ウソ/食害)

岩手山の残雪と桜のコントラストが美しい
 東北とはいえ、さすがにこの時期にもなると桜を探すのは容易でない。初めにたどり着いたのは岩手山北麓で有名な一本桜。標高600メートルの高原は澄んだ空気に青い空、鳥のさえずりが心地よ……くない! この鳥、鷽うそがなんと、桜の花芽を食べてしまった。むき出しになった枝がもの悲しい。春の使者を楽しみにしていた地元の人と一緒にガックリだ。

 雪を載せた頂を見ながら車を走らせると、「焼走り溶岩流」の看板が。寄り道好きとしては外せない。これまでの牧歌的な風景が一変。約300年前に噴き出した溶岩が大地を覆う荒涼とした景色に息をのんだ。

 さらに進むと、見事なシラカバ並木が現れた。今はなつかし韓流ブームの頃には冬ソナファンが大挙したとか。樹皮の白さが美しいトンネルをくぐる。オオヤマザクラに彩られた華やかな世界が目の前に広がった。東日本大震災以降、沿岸部で被災した人たちを和ませてきた薄紅色の花。足元ではフキノトウや可憐かれんなキクザキイチゲの白い花が春のうたを歌っている。東京で春を楽しんできた私には、2度目のぜいたくなプレゼントだ。

 「八幡平アスピーテライン」の急勾配を駆け上がると、雪の壁が現れた。一面の銀世界だ。こんどは冬の景色が広がる。

 桜に雪に溶岩までが共存する、けた違いのスケール。興奮は、しばらく冷めそうにない。(前田尚紀)

顔を出したフキノトウ

岩手山を背景に広がる「焼走り溶岩流」

「八幡平アスピーテライン」にそびえ立つ雪の回廊

「さくら巡り 岩手山麓のオオヤマザクラ」はこちら

「さくら巡り 岩手山麓のオオヤマザクラ」の動画はこちら
http://www.yomiuri.co.jp/feature/matome/20150501-OYT8T50123.html

ttps://archive.is/wv9Uc

タグ:ウソ 鳥害
posted by BNJ at 21:15 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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