2015年05月11日

秦野・八国見山霊園開発問題:市、ノスリ営巣認める 霊園計画地、事業者と話し合いへ /神奈川【毎日新聞2015年5月11日】

 秦野市渋沢の八国見山(319メートル)の大規模霊園開発計画地付近で確認された、県レッドデータリストの絶滅危惧種・タカ科「ノスリ」の営巣について、市が4月下旬に事業者から報告を受けていたことが分かった。8日、工事中止を申し入れた自然保護グループ「渋沢丘陵を考える会」の日置乃武子代表らに明らかにした。

 市が報告を受けていた営巣場所は、中井町松木地区。6日に自然観察で訪れた同グループのメンバーが鳴き声を聞いたのと同じ場所で、雌が抱卵しているとみられる。市は、営巣地が計画地の区域外にあることから、工事を強制的に中止させる行政指導は困難とする一方で、来週にも工事の一時休止を含めた対応ができるかどうかを事業者と話し合う。

 工事中止を求めたのは同会の日置代表ら4人で、市側は北村徹環境経済部長と橋本晋一環境保全課長が対応した。日置代表らは、事業者が市の墓地経営許可を受ける際に交わした「工事に起因して猛きん類に悪影響が及ぶ可能性が認められた場合、工事を中止する」との取り決めを順守させるよう求めた。

 橋本課長は営巣を確認した事業者に対し、人が立ち入れない措置を講じることや、営巣に影響を与えない範囲で監視を続けることなどを指示したことを明らかにした。事業者側はこれを受け、立ち入り禁止と営巣行動を24時間観察する監視カメラの設置などの対応を取ったという。また、市は営巣地の近くにある残土の仮置き場へ行き来する残土運搬車の騒音がひどくならないよう、事業者に求めたという。

 日置代表らは、ノスリが巣立って自らエサを取れるようになるまでの約2カ月間の工事ストップを事業者に要請するよう求めた。北村部長は「事業者と話し合い、霊園もできてノスリの営巣もできるような対策を考えたい」と話した。【高橋和夫】
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20150509ddlk14040183000c.html

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秦野・八国見山の大規模霊園建設:落葉広葉樹の伐採進む ノスリ営巣可能性大、工事一時中止求めているのに /神奈川【毎日新聞2015年4月29日】
秦野・八国見山霊園開発問題:計画地、ノスリが営巣か 反対住民、きょう工事中止を市に要求 /神奈川【毎日新聞2015年5月8日】

タグ:ノスリ 開発
posted by BNJ at 21:44 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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