2015年05月13日

佐賀)減少懸念のカササギ、佐賀市近辺から県外にも分散【朝日新聞デジタル2015年5月13日】

カササギ=県提供

 県の鳥で、国の天然記念物に指定されているカササギ(カチガラス)の生息地が、佐賀市近辺に集中していたものが、県外や指定範囲外の唐津市などへ分散していることが分かった。県が2011〜13年度まで実施していた生息地調査の結果を3月に発表した。減少が懸念されていた県のシンボルは、生息地を移して安定した数を維持していた。

 県では11、12年に職員による目視や九州電力の調査協力で、電柱をはじめとする県内全域での営巣数を調査。13年には、生息地が県外にも広がっている可能性があるとして、九州大学の協力も得て、筑後川以南の福岡県筑後地方でも調査した。

 その結果、13年の電柱調査で県内の営巣数は推計で5206個だった。同様の調査をした96年から4割以上減少していたが、一方で久留米市や八女市などの福岡県南部にも5186個あることがわかったほか、熊本県北部や大分県西部などにも拡散していた。また県内では鹿島市や、天然記念物の指定範囲外の唐津市にも広がっていた。

 県文化財課は広がりの要因として、電柱に巣を作る習性がついたことで、都市化が進んだ昨今はどこでも営巣できるようになったことや、移動の障壁となっていた県内の里山開発が進み、飛行が容易になったことを挙げる。

 県内の営巣数は電柱営巣の増加によって70年代後半から急増していたが、現在は最も多く過密だった90年代初頭の半数程度で、担当者によると「増加前の適正状態に戻りつつある」という。

 これらの結果から県では「カササギの生息状況は絶滅を危惧する状態ではない」と結論づけ、引き続き、営巣数の推移を注視する方針。カラスのねぐらの増加と、カササギの営巣数の減少の関連性を指摘する声もあるが、今回の調査では因果関係は不明とした。(菅原普)
http://www.asahi.com/articles/ASH5C3G01H5CTTHB001.html

ttps://archive.is/XL213
県の鳥カササギ、佐賀平野から飛び出した 長崎、熊本でも確認【産経ニュース2015年4月8日】

posted by BNJ at 11:27 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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