2015年05月13日

京都)13個中9個が有精卵、孵化期待 宇治川のウミウ【朝日新聞デジタル2015年5月13日】

血管が透けて見えるウミウの有精卵=宇治市観光協会提供

 「宇治川の鵜飼(うかい)」(宇治市)のウミウがこの春に産んだ卵は計13個となり、少なくともうち9個が有精卵だと判明した。鵜飼を主催する宇治市観光協会が12日、獣医師の協力で検査した。初期の卵の中には動いているものもあり、近く、昨年に続いて2世が誕生する可能性が高まった。

 今年産卵したのは、昨年、国内初の人工孵化(ふか)で生まれた「ウッティー」の両親と、別のつがいの計2ペア。4月17日〜5月7日にかけて、ウッティーの両親が6個、別のペアが7個を産んだ。すべて巣からすぐに取り出し、市観光センターの孵卵器(ふらんき)に入れられた。

 12日午後、同センターの一室で、同市の大和動物病院の高橋将哉院長が、部屋を真っ暗にして1個ずつライトを当て、中に血管が見えるかなどを調べていった。最後に産卵された1個は判定できなかったが、残る12個のうち9個は有精卵だった。ウッティーの両親の卵はすべて有精卵だった。

 初期の卵のうち数個は細かに動いている。ウッティーの両親が4月19日に産んだ卵は、ガラス板の上に置くと、時折、首を振るように動き、見守っていた鵜匠(うしょう)の江崎洋子さんらが「元気いいなあ」と声を上げた。ひなが卵の中から殻をつつく「はし打ち」が数日中に始まる可能性がある。

 鵜匠の澤木万理子さんは「すごい快挙ですよね。親鳥から預かった大事な命なので、できるだけのことをしてあげたい」と話した。

    ◇

 「宇治川の鵜飼」は6月14日開始。ウッティーはまず舟の上でデビューし、先輩たちの漁の見学から始める予定という。(小山琢)
http://www.asahi.com/articles/ASH5D3PJ4H5DPLZB00J.html

鵜の赤ちゃん9羽?/宇治市観光協会、孵化ラッシュ期待【YOMIURI ONLINE2015年5月13日】
卵に光を当て、内部を検査する獣医師(宇治市で)
 宇治市観光協会は12日、「宇治川の鵜う飼い」のために飼育している鵜が今年、13個の卵を産み、このうち9個が有精卵であることがわかったと発表した。早ければ、今週中にも〈孵化ふかラッシュ〉が始まる見通しで、関係者らは期待を膨らませている。

 飼育されている鵜の産卵は国内では極めて珍しいが、同市では昨年5〜6月、1組のペアが5個の卵を産み、うち1個が孵化した。

 昨年の経験から、冬場の餌の量を一時的に半分程度にまで減らし、春先に量を増やすことで巣作りを促せるとされ、今年も同様の方法で環境を整えたところ、4月17日から今月7日にかけて、2組のペアが交互に産卵。市観光センター内の孵卵器で温めていた。

 この日、獣医師が暗くした部屋の中で、卵に1個ずつ光を当てて内部を検査。血管が浮かび上がれば有精卵で、その様子が9個で確認され、うち2個はかすかに動く状態も観察できた。

 獣医師によると、産卵から孵化まで通常約30日かかるが、途中で成長が止まったり、うまく殻から出ることができなかったりして死ぬケースもあるという。

 孵化は深夜に始まるため、鵜匠の江崎洋子さん(36)は早速、泊まり込みで待機する準備に取りかかり、「2〜3羽産まれたら上出来と思っていたが、まさか9個も有精卵とは。誕生が楽しみ」と声を弾ませた。

 昨年、誕生した若鳥を育てている鵜匠の沢木万理子さん(41)も「これから鵜飼いのシーズンを迎え、大家族になる鵜の世話と訓練で大変ですが、元気に育ててやりたい」と意気込んでいる。
http://www.yomiuri.co.jp/local/kyoto/news/20150512-OYTNT50468.html

「うみうのウッティー」に続け 人工孵化の海鵜、今年も期待 京都【産経ニュース2015年5月13日】
 昨年、鵜飼(うかい)の海鵜(うみう)で全国初の人工孵化(ふか)での2世が誕生した「宇治川の鵜飼」(宇治市)で、今年も同じ親のペアなどが計13個の卵を産み、うち9個が有精卵であることが12日、検卵で判明した。4月17日と4月19日に産まれた最初と3つ目の卵は産卵から25〜23日が経過し動くことも確認され、数日中の孵化が期待されている。

 宇治川の鵜飼では、昨年、全国初の人工孵化で愛称「うみうのウッティー」が誕生。これに続く2世誕生となりそうだ。

 ウッティーを産んだつがいと、他のつがいの2組のペアが4月17日から今月7日までに計13個を産卵した。12日の検卵では、獣医師がライトを当て卵の中の血管などを透視。ガラス板の上に置いた卵が動くことも確認された。ただ、有精卵でも途中で死んでしまう「中止卵」もありそうだという。

 昨年の産卵の経験から、今年は産卵期前の2月に餌の量を減らして3月になって量を増やしたり、巣の材料を小屋に置いたりして「環境整備」を行ったところ、連日の“産卵ラッシュ”となり、多くの有精卵があるのではないかと期待されていた。

 ウッティーの世話を続け、鵜飼の訓練をしている「育ての親」、鵜匠(うしょう)、沢木万理子さんは「ここまでいい結果が出るとは。快挙です。親から預かった大事な命なので油断せず、できる限りのことをしたい」と笑顔。産卵から孵化までは28〜30日とされており、沢木さんら鵜匠は数日は泊まり込みで孵化を見守るという。

 一方、ウッティーは順調に生育しており、6月14日から始まる宇治川の鵜飼でお披露目される予定だ。
http://www.sankei.com/region/news/150513/rgn1505130018-n1.html

ttps://archive.is/S6Fa6
ttps://archive.is/g5Sq3
ttps://archive.is/qd7Oc
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posted by BNJ at 23:34 | Comment(0) | 鳥獣狩猟ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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