2015年05月13日

北海道発 ワシ4羽、鉛中毒で死ぬ…昨年度【YOMIURI ONLINE2015年5月13日】

根室海峡に浮かぶ流氷に群れるオオワシ(右)やオジロワシ(2014年3月、羅臼町沖で)
 環境省は2014年度の1年間に、弱ったり死んだりした絶滅危惧種のオジロワシやオオワシを道内で計34羽収容し、このうち4羽が鉛中毒死したと発表した。14年10月施行の道条例で、エゾシカ猟目的での鉛弾所持が禁じられたが、このうち3羽は条例施行後の2、3月に死んだ。4月にもオジロワシ1羽の鉛中毒死が確認されており、環境省釧路自然環境事務所の福地壮太・自然保護官は「条例で被害件数が減ることが期待されただけに残念だ。関係機関と連携して対応したい」と話している。

 道内ではオジロワシやオオワシが、鉛弾で撃たれたエゾシカ肉と共に鉛弾の一部を食べて鉛中毒となることが問題となっている。

 道はオジロワシなどを保護しようと、エゾシカ猟については00年から鳥獣保護法に基づいて鉛ライフル弾の使用を禁止した。その後、対象となる弾や動物の種類を広げ、14年10月施行の条例では鉛弾の所持が禁じられた。条例に違反した場合は、3か月以下の懲役か、30万円以下の罰金が科される。

 鉛中毒対策に取り組む道猟友会釧路支部の会員は「弾を鉛から銅に替えると、火薬の量などを調整し直す必要がある。道外で鉛弾を使っているハンターが、北海道に来て調整を怠り使っているのではないか」と話す。猛禽もうきん類医学研究所代表で獣医師の斉藤慶輔さんは「規制のない道外から来たハンターが使用している可能性がある」と指摘する。

 道は今後、道外の猟友会にも条例について周知を図るほか、鉛弾の一覧表を作ってパトロールで活用する。
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20150513-OYTNT50002.html

ttps://archive.is/DOEto

posted by BNJ at 11:42 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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