2015年05月14日

シマフクロウの森守れ 釧路、野鳥の会と日本製紙が覚書【どうしんウェブ2015年5月14日】(他1ソース)

シマフクロウ保護のため日本野鳥の会と覚書を交わした日本製紙の社有林(日本野鳥の会提供)
 【釧路】国の天然記念物で絶滅危惧種のシマフクロウ保護のため、日本野鳥の会と日本製紙は13日、釧路管内の同社有林1986ヘクタールを林業と環境保全を両立させる森林にする覚書を交わした。同会は「産業と環境保全は敵対するものではなく、シマフクロウを守りながら企業活動もできることを示したい」と話している。

 同会が林業と環境保全を両立させる覚書を企業と締結するのは初めて。

 シマフクロウ2つがい、4羽が確認されている同社の社有林1986ヘクタールのうち、繁殖や餌場などシマフクロウの生息に必要な132ヘクタールについて、樹木の伐採の規模や時期を限定。抱卵から子育てをする1月から5月までは伐採しないほか、皆伐せず巨木を残すなどしてシマフクロウに与える影響を軽減させる。

 野鳥の会と日本製紙は2010年に根室管内の同社有林を野鳥保護区とする協定を結んで以降、樹木伐採などの際にシマフクロウ保護に必要な調整をしてきた。14年には同会が同社の協力を得て、今回の覚書の対象となる森林で繁殖期のシマフクロウの行動範囲の調査も実施した。両者は今後も、同社有林でシマフクロウの生息が確認された場合、同様の取り組みをすることで一致している。

 同会によると、シマフクロウは根室や釧路、日高管内などに約50つがい、140羽が生息しているという。(小川郁子)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doto/1-0133607.html

シマフクロウの森守れ 初の取り決め【朝日新聞デジタル2015年5月14日】
根室管内の日本製紙社有林で撮影されたシマフクロウ=2010年、日本野鳥の会提供
■日本野鳥の会と日本製紙覚書

 日本野鳥の会(柳生博会長)は13日、釧路管内にある日本製紙(本社・東京)の社有林内で確認されたシマフクロウの繁殖地を守るため、同社と伐採の規模や時期を制限する覚書を締結した。林業の施業地でこうした取り決めが結ばれるのは初めてという。

 同会野鳥保護区事業所(根室市)によると、トドマツなどを育てている釧路管内の日本製紙社有林では、2011年に絶滅危惧種のシマフクロウの繁殖が確認された。同会は昨年、録音装置を使ってシマフクロウの行動圏の調査を実施。同社と話し合い、営巣木や鳴き声が確認された各地点を中心にした半径250メートルの範囲、川の両岸部分など計132ヘクタールを対象に、伐採作業を制限することで合意した。

 日本製紙は国内に約9万ヘクタールの社有林を持つ。木材生産を行う「経営林」と自然保護のため施業していない「環境林」があり、根室管内の環境林では、10年に今回と同様のシマフクロウ繁殖地の保全協定を結んでいる。
http://www.asahi.com/articles/CMTW1505140100006.html

ttps://archive.is/X0dAu
ttps://archive.is/1R8yU

posted by BNJ at 11:43 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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