2015年05月23日

鷹匠ムクドリ駆除一役【YOMIURI ONLINE2015年5月23日】(既報多数)


ムクドリの寝床になっている街路樹を見上げる鷹匠の吉田さん(20日、福井市順化で)
 ◇福井中心部の木 3方法比較

 ◇糸張り止まりにくく/電飾

 福井市中心部の街路樹を寝床にするムクドリの群れの鳴き声、ふん害対策で、県は今月、天敵のタカを使った追い払い作戦を始めた。年末まで継続的にタカを飛ばして効果を検証するほか、街路樹に釣り糸を張り巡らせたり、赤や青の電飾をともしたりといった試みも進めており、有効な対策を見極める。(原典子)

 20日、日没間近の福井市・大名町交差点付近。石川県小松市の鷹匠たかじょう・吉田剛之たかゆきさん(42)の腕から、中南米原産のタカ「ハリスホーク」がスッと飛び立った。ケヤキの枝に止まっていた数十羽のムクドリは慌てて、反対車線側の街路樹に飛び移った。

 吉田さんが道路を渡って再び、ムクドリの止まる木にタカを放つと、鳥たちは、また別の木に移動。約1時間、同じことを繰り返し、作業を終えた。

 マンションにすみ着くハトやカラスなどの鳥害対策が専門の吉田さんは「一度では駆除できないが、繰り返すことで鳥が『この場所は危険』と認識すれば効果が出る」と話した。

 ムクドリは体長約25センチ。年間を通じて、ほぼ同じ地域で生息し、集団でねぐらをつくる習性がある。

 市中心部で増え始めたのは約5年前。日中は餌場で過ごすとみられ、日没になると大名町交差点付近の南北約500メートル、東西約300メートルの歩道沿いに植えられた計約150本のケヤキ、ユリノキに現れる。例年、5月頃から徐々に数が増え、昨年は夏以降は常に数百羽が鈴なりで滞在。県の昨年12月の調査では4000羽を超えていた。

 都心のビル街に寝床を作るムクドリの鳥害は全国で頻発。フクロウ、ハヤブサなどの天敵がいないため、過ごしやすいとみられる。

 県道を管理する県は、こまめに枝切りするなどして対応していたが、数は増える一方で、昨冬に市や住民を交えた対策検討会議を設立。鷹匠による追い払い▽街路樹への電飾の設置▽枝に釣り糸を張り巡らせて止まりにくくする――などの対策を試すことにした。

 電飾は今月14日、赤、青、黄の3色を各1本に設置。1月にはユリノキ6本にテグスを張り巡らせ、現状、この9本には、ムクドリは止まっていないという。

 鳥害対策を担当する県道路建設課の谷口直子主任は、「ムクドリが増えるのはこれから。鳥が慣れてしまう問題もあり、どの対策が効果的なのか見極めたい」と話している。
http://www.yomiuri.co.jp/local/fukui/news/20150522-OYTNT50123.html

ttps://archive.is/LHVxh
街路樹に密集の鳥、タカ放ち撃退 福井、ふんや騒音の被害防止へ【福井新聞2015年5月21日】(既報多数)

posted by BNJ at 11:56 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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