2015年05月27日

(美博ピックアップ)群馬県立館林美術館【朝日新聞デジタル2015年5月27日】(ホロホロチョウ/フランソワ・ポンポン/動物彫刻/鳥類美術)

フランソワ・ポンポン「シロクマ」

 ロダンらの工房で働いた彫刻家のフランソワ・ポンポン(1855〜1933)。人物像を作る一方で、動物の作品を制作し、動物園へ足を運んでは研究にいそしんだという。その作品の形はシンプルながら、今にも動き出しそうな生命力にあふれている。同館では所蔵する彫刻作品94点のうち、10点前後を本館で常に展示。ポンポンが生まれた仏ブルゴーニュ地方の農家をイメージした別館では、実際に使われた塑像(そぞう)台などを置き、パリの住居兼アトリエの雰囲気を再現している。(神谷実里)

 ■シロクマ(1923〜33年、大理石)

 67歳のポンポンが、仏の展覧会で高い評価を得た代表作。なめらかなシルエットと、重厚感が特徴的だ。洗練された形は、日本美術やエジプト美術から影響を受けたともいわれている。同じ動物彫刻でも、獰猛(どうもう)な姿を表現する作家がいる中、ポンポンは美しい造形に重点を置いた。動物たちの持つ優しげな表情に、ポンポンの愛情がにじみ出る。

 ■ほろほろ鳥(1910〜12年、ブロンズ)

 背の部分の金属は緑がかって見え、ホロホロ鳥の体の斑点模様を表した。すっと伸びた首から丸い体までの形の美しさや、体表面の微妙な色や模様などへのこだわりがうかがえる。

 ◆群馬県館林市日向町2003(電話0276・72・8188)。[前]9時半〜[後]5時。[月]休み([祝][休]の場合は翌日)。現在の料金は企画展込みで820円。企画展に合わせて、常設展も展示替えする。
http://www.asahi.com/articles/DA3S11777164.html

ttps://archive.is/Slcq0

posted by BNJ at 22:07 | Comment(0) | 鳥類一般ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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