2015年06月01日

埼玉)コウノトリのひな、すくすく こども動物自然公園【朝日新聞デジタル2015年6月1日】

親鳥の世話を受け順調に育っているニホンコウノトリのひなたち=5月21日撮影、こども動物自然公園提供

 県こども動物自然公園(東松山市)で、ニホンコウノトリのひな3羽が5月5、7日に相次いでかえり、すくすく育っている。国内では野生で約70羽(5月末現在)が確認されているのみで、国内の飼育例も180羽ほど。国際自然保護連合が絶滅危惧種に指定している。かつて埼玉の空にたくさん飛んでいたコウノトリを再び――。初代園長のそんな夢を、職員たちが27年目にかなえた。

 遠藤悟朗園長(1991年死去)が88年、中国生まれの個体で飼育を始め、繁殖への挑戦が始まった。以来、つがいの相性が悪いなど、産卵もかなわない試行錯誤の年月がすぎた。農薬などの影響で水田や沼からえさとなるカエルやザリガニが激減し、姿を消したコウノトリ。「埼玉の空に飛ばしたい」。遠藤氏はそう語っていたという。

 2012年にようやく卵が産まれたがかえらず、昨年は2羽が誕生したが、12日後に死んでしまった。今年はひなの衰弱を防ぐため巣台を狭く改良して、親鳥がつくる巣が安定するようにした。飼育担当者は「やっと育ってくれている」と感激もひとしお。すでに公開中で、大きくなってきたひなが親鳥から口移しでえさをもらう様子などを見ることが出来る。(西堀岳路)
http://www.asahi.com/articles/ASH5W54NCH5WUTNB00W.html

ttps://archive.is/nYpju

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