2015年06月10日

もうひとつの動物園:守り・伝える/80 ツシマヤマネコ/4 /東京【毎日新聞2015年6月10日】(マナヅル/ヤマショウビン)

 ◇対馬の豊かな自然を象徴

 ツシマヤマネコの古里、長崎県対馬市は日本海西方に位置する、南北約82キロ、東西約18キロの細長い島。面積は約708平方キロと、国内で3番目に大きい離島だ。福岡県の博多までは138キロ離れているが、韓国の釜山(プサン)までは約50キロ。夜景が見えるほど近い。

 9割を山林が占め、海岸まで山が迫る。島の中央、浅茅(あそう)湾はリアス式海岸の特徴が際立つ。渓流は発達しているが、流れがとどまる平地部が小さいため、水辺に暮らす両生類の種類は少ない。カエル類は3種しかいないが、大陸系のチョウセンヤマアカガエル、日本系のアマガエル、対馬固有のツシマアカガエルが共存し、対馬が大陸や本土と陸続きだったことを証明している。

 暖流の対馬海流の影響を受ける島の気候は穏やかだ。夏は比較的涼しく、冬は季節風が強く雪も降るが積雪は少ない。山そのものを神とあがめる山岳信仰が生きているため、手つかずの自然が残る。地理や歴史を反映した独特の生態系を形成し、マナヅルやヤマショウビンなど渡り鳥の世界有数の中継地でもある。

 対馬市役所市民協働・自然共生課の神宮周作さん(35)は「ツシマヤマネコは対馬の自然を象徴する生き物です」と話す。【斉藤三奈子】
http://mainichi.jp/area/tokyo/news/20150610ddlk13040082000c.html

ttps://archive.is/tEyh6

posted by BNJ at 12:12 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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