2015年06月12日

=わがまち未来形 白石編= 格好のシギ休息地【佐賀新聞LiVE新聞2015年6月12日】

クリークで休憩するセイタカシギ(絶滅危惧U類)の群れ。奥はタマネギの収穫に追われる農家
田んぼで餌を取るタカブシギ(絶滅危惧U類)

■白石平野 レンコン畑、水田に羽休め

 白石町には毎年春と秋、多くのシギがやってくる。作付けの早い七夕コシヒカリやレンコン畑にある水が、渡りの途中の格好の休息地になるという。野鳥愛好家の間では、「淡水に集まるシギが観察できる日本でも有数の場所」として知られている。

 日本野鳥の会県支部幹事の中村さやかさん(鹿島市)によると、シギは例年、4月ごろから姿を見せる。タカブシギ、ウズラシギ、ヒバリシギ、セイタカシギなど多くは淡水に集まる種類。有明海の干潟など海にやってくるハマシギやオオソリハシシギなどとは違う。5月いっぱいまでいて旅立っていく。

 シギはオーストラリアや東南アジアと、シベリアなどのロシアを行き来する。池や湖などではなく、餌の取りやすい浅い水辺を好む。渡りで日本に立ち寄るころの多くの田んぼは水がないが、白石には早場米の七夕コシヒカリや年中水を張るレンコン畑がある。シギにとって数少ない休憩地で、秋にはロシアで生まれた幼鳥も姿を見せる。

 中村さんは白石を「飛行機でいえば空港のイメージ。燃料を補給して別の地へ向かう場所」という。「今はシギの数も休息する場所も激減し、見ることが難しくなっている。そんな中で白石はとても貴重な場所なんです」と話す。(写真はいずれも中村さやかさん提供)
http://www.saga-s.co.jp/news/saga/10105/196708

ttps://archive.is/OJX8f

posted by BNJ at 21:56 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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