2015年06月19日

道内で撮影「鳥たちの夏」 嶋田忠ネイチャーフォトギャラリー 【苫小牧民報2015年6月19日】

夏鳥の企画展に並べた写真を語る嶋田さん
 千歳市在住の野鳥写真家、嶋田忠さんの企画展「鳥たちの夏」が市内蘭越の道道支笏湖公園線沿い「嶋田忠ネイチャーフォトギャラリー」で17日から始まった。昨年来撮影の新作を中心とした20点を展示。市内を含む本道で撮影した鳥の生きる姿を活写した作品群だ。

 海の岩場に押し寄せる波が砕けようとしている。今まさに飛び立とうとする鳥。すっぽり波をかぶる個体もいる。一群それぞれの瞬間の姿が写る一枚。

 「これはアオバトです」と嶋田さん。日高の海岸線で撮影したという。北海道に渡って来る夏鳥の一種。「岩礁や消波ブロックのくぼみの水たまりで、この鳥だけが海水を飲む習性がある」。そのアオバトを捕食しようと狙うハヤブサを撮影する機会もあるという。

 この季節、緑が一層濃くなる千歳川沿いにも夏鳥は飛来する。童話に出てくる「青い鳥」を連想させるオオルリの目の覚めるようなブルー。「火の鳥」アカショウビンのだいだい色がかったレッド―。「アカショウビンもそうですが、東南アジアから渡って来る鳥が明らかに減っている」。これらの種が冬過ごす南方の地の環境激変を憂慮する千歳の嶋田さん。

 この他、幼鳥に餌のウグイを与えるタンチョウは道東での撮影。今回プリントした新作は13点。「6〜8月に撮った写真を並べてみました」。展示は8月いっぱいまでを予定する。

 ギャラリーは昨年12月に開設。日本を代表する鳥類写真家の嶋田さんが国内や世界各地で撮影したシマフクロウなどの写真を常設展示する。

 オープン後、季節に応じた企画展も続けてきた。今回で第3弾となり、オープン時から3月までは「北海道の野鳥『冬』」、続く春を底流にした「写真絵本展『日本の野鳥』」を今月初旬まで開催した。

 同じ棟の「ザ・バードウォッチング・カフェ」も人気を集めている。「利用者が撮影した写真の公募コンテストも計画しています」と構想を語る嶋田さん。

 ギャラリーとカフェは午前10時〜午後5時営業。月、火曜定休。問い合わせは電話0123(29)3410。
http://www.tomamin.co.jp/20150626931

ttps://archive.is/gXdtE

posted by BNJ at 22:07 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: