2015年06月29日

秦野・八国見山:霊園工事が再開 ヒナ巣立ち、業者確認 保護団体「拙速」と反発 /神奈川【毎日新聞2015年6月29日】

 秦野市渋沢の八国見山(やくにみやま)南面区域での大規模霊園開発問題で、周辺の森で県レッドデータブックで絶滅危惧種に指定されるタカ科「ノスリ」の営巣が確認されたことを受けて中断されていた工事が、24日に再開されていたことが分かった。市民団体の指摘でノスリへの影響を考慮した市が5月中旬、事業者の「相模メモリアルパーク」(愛川町)に工事中断を要請、再開は7月1日の予定だった。

 ノスリの保護を訴える「渋沢丘陵を考える会」などの自然保護グループ5団体が26日に、工事中断期間延長を申し入れたのに対して市側が明らかにした。市によると、事業者から「ヒナが20日前後に巣立っていなくなったので、24日から工事を再開したい。重機の往来、土砂の掘削程度から徐々に始める」と説明があったという。市がこれを了解し、工事が再開された。

 霊園計画地を含めた周辺一体は、県内でも数少ないノスリの繁殖地。確認された巣は進入道路工事現場近くの森にあり、今年はヒナ1羽がふ化していた。ノスリの繁殖期は、雄と雌が求愛行動に入った時期から、ヒナが自分でエサを捕るようになって親から独立するまでの期間。ふ化したヒナは巣の中で育てられた後、巣の外に出て営巣木の枝に移って親からエサをもらう。独立するのは一般的に8月末とされている。

 工事再開について、同会メンバーらは「巣からいなくなっても、まだ親からエサをもらう枝移りの期間。独立するまで工事を中止すべきで、再開は拙速」と反発。市側は「事業者に伝える」と答えたという。【高橋和夫】
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20150629ddlk14040101000c.html

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タグ:野スリ 開発
posted by BNJ at 11:42 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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