2015年07月12日

秦野・八国見山:ノスリ保護で市が指導 事業者「中止延長せず」 /神奈川【毎日新聞2015年7月12日】(既報整理/6ソース)

 大規模な霊園開発が進められる秦野市渋沢の八国見山南面区域周辺で繁殖する猛禽(もうきん)類タカ科「ノスリ」の保護について、市が1日、事業者の「相模メモリアルパーク」(愛川町)に対し、ノスリの営巣地近くで進められていた霊園進入路の工事の中止期間を延長するよう指導したことが分かった。延長を求めていた「渋沢丘陵を考える会」に対し、市側が明らかにした。

 ノスリは県レッドデータブックで絶滅危惧種に指定されている。同じ絶滅危惧種のオオタカなどの保護を図った国の猛禽類保護指針は、繁殖期について「ヒナが親から離れて独立するまでの期間」としている。

 霊園進入路の建設工事現場の近くでノスリの営巣が確認されたことから、事業者側は当初「6月いっぱいまで工事を中止する」としていたが、24日に「ヒナ1羽が巣から離れた」として工事を再開。同会など市内の自然保護グループ5団体は26日、「ヒナが巣から離れたのは巣の外で子育てする枝移りで、まだ独立していない」として、ヒナが自らエサを捕って親から独立するまでの工事中止を事業者に指導するよう、市側に申し入れていた。

 市の指導に対し事業者側は「繁殖に最大限の配慮をして工事を行う」と回答し、延長の考えがないことを示したという。

 霊園建設に伴う林地開発許可や霊園経営許可に際して事業者が県や市に示した環境保全方針は、猛禽類の保護などに「十分な対策を講じる」としている。ノスリの県内での繁殖地は数カ所とされており、同会は「県内ではオオタカ以上に絶滅の恐れが強いノスリは当然、国の指針に沿って保護される対象。事業者は環境保全指針を順守すべきだ」と訴えている。【高橋和夫】
http://mainichi.jp/area/kanagawa/news/20150712ddlk14040074000c.html

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タグ:ノスリ 開発
posted by BNJ at 12:54 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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