2015年07月15日

ゴイサギ幼鳥3羽確認 毎年越冬、すみつき繁殖? 函教大キャンパス内のトドマツ【どうしんウェブ2015年7月15日】

 【函館】毎年野鳥ゴイサギの越冬が確認されている道教大函館校(函館市八幡町)のキャンパス内のトドマツで、幼鳥3羽が確認された。観察を続けている同校の長谷昭教授(植物生理学)は、すみついて繁殖したとみる。日本野鳥の会道南檜山の奥田孝一会長は「ゴイサギが越冬して繁殖したのは道内初ではないか」と話している。

 ゴイサギは体長60センチほどで、ずんぐりした体形が特徴。本州以南に生息し、主に水田や河川などの水辺の近くに20〜30羽ほどの集団営巣地をつくる。近年は七飯町など道南でも確認されるようになったが、それでも時期は夏場のみ。冬が近づくと群れで本州に渡るとされていた。

 だが同校キャンパスのトドマツでは2008年1月に長谷教授が成鳥3羽を初めて見つけた。以後、群れは毎年11〜12月ごろに現れ、翌年3〜5月ごろまで越冬するようになったという。

 さらに今年6月中旬、長谷教授が、うっそうとしたトドマツの葉の茂みの中から生後数週間とみられる幼鳥3羽が表側に出てきたのを見つけた。成鳥の体は青と白だが、幼鳥は全体的に褐色。ゴイサギの繁殖期は4月下旬ごろからとされ、長谷教授は「越冬したまますみつき、同じ場所で繁殖したとみて間違いない」と話す。葉の茂みの中に巣があるとみられる。

 同校のキャンパスの周辺は住宅地。鳥の生態学が専門の同校の三上修准教授は「都市の真ん中で越冬し、さらに繁殖するのは非常に珍しい」と話す。繁殖まで至った理由のひとつとして、トドマツの幹には藤のつるが絡みついているといい、「うっそうとしていて、幼鳥の外敵のカラスなどが近づきにくく、身を守りやすい」とみている。(岩崎あんり)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/donan/1-0156977.html

ttps://archive.is/zOaZn

タグ:ゴイサギ
posted by BNJ at 23:15 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: