2015年07月21日

猫の故郷・天売へ引き取り主ら招待【YOMIURI ONLINE2015年7月21日】(海鳥保護/ウミガラス/ウトウ)

 国内有数の海鳥の繁殖地として知られる天売島を持つ羽幌町は、海鳥の天敵・野良猫を引き取った島外在住者に、観光客として来島してもらう取り組みを今年から始めた。同町は「猫の古里を多くの人たちに知ってもらうことで、海鳥保護と離島観光を両立させたい」としている。

 天売島は、同町中心部から約28キロ沖の日本海上にある。周囲は約12キロで人口は約350人。約100万羽の海鳥の飛来で知られ、夏場には約60万羽のウトウが海から一斉に帰巣する姿が楽しめる。絶滅危惧種のウミガラス(通称オロロン鳥)の国内唯一の繁殖地でもある。

 一方、島内にはペットが野生化した猫が200匹以上おり、この30年、海岸部で海鳥のひなを捕食する被害が起きている。町は2012年、野良猫の保護収容策を盛り込んだ「天売島ネコ飼養条例」を制定。猫を捕獲、島外で飼いならし、飼い主を探す組織も昨年12月に作られた。これまで約60匹の野良猫を島外に出し、約30匹が新しい飼い主に引き取られた。希少野生生物保護のために野良猫を捕獲し、島外の飼い主を探す取り組みは、東京都の小笠原諸島で既に始まっている。

 町は今年6月、羽幌―天売間フェリーの往復無料乗船券相当額(最大約9000円)を「天売猫ふるさと旅行券」として発行し、飼い主や飼いならしに協力するボランティアなど計約50人に送った。今後も、新たな飼い主に旅行券を発行し、取り組みを活発化させる。
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20150721-OYTNT50012.html

ttps://archive.is/ICSg3

posted by BNJ at 11:38 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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