2015年07月22日

ムクドリVS特殊波動方式音波機器−ハイテク機器の惨敗!?フン害に悩む姫路市、戦いは続く…【産経WEST2015年7月22日】(姫路)

スピーカーから流れる周波数の音波に驚き飛び回るムクドリの群れ。一定の効果はあったが今は…=姫路市綿町
 国宝で世界遺産の姫路城(兵庫県姫路市)とJR姫路駅を結ぶ大手前通りの街路樹に飛来するムクドリの糞(ふん)や鳴き声対策に悩んできた同市が、新たに音波を使った電子機器を導入。電子音と衝撃波で鳥を驚かせて市街地からの一掃を狙ったが、劇的な効果なく、苦闘はこれからも続きそうだ。

 同駅から北に伸びる大手前通りの街路には、約600メートルにわたってクスノキとイチョウが計約100本植えられている。

 ムクドリはビルなどの壁面のすき間に巣作りし、夏から秋にかけ、街路樹などで群れを作ってねぐらにする。大手前通りでも夕方ともなると、5千羽近くのムクドリの大群が休息のために押し寄せ、歩道の糞や、深夜まで響く鳴き声が地元商店主らを悩ませてきた。

 市は20年以上前から、ムクドリを追い払おうと、枝を切り落とす刈り込み作業のほか、鳥が嫌がる「忌避音」を流したり、天敵のフクロウの模型をぶら下げたりするなど試行錯誤を重ねてきたが、いずれも効果は長続きしなかった。

 そのなか市が新たに導入したのが、滋賀県草津市の精密機器メーカー「エイカー」が製作する特殊波動方式の鳥獣被害防除装置。4つのスピーカーを備えたこの装置を街路樹に設置し、鳥獣が嫌う不規則な周波数の音波を流してムクドリを驚かせ、寄せ付けなくするものだ。

 市は昨年秋に全国の自治体に先駆け、この装置を試験的に1台設置。5月中旬には姫路駅北側の街路樹に8台設置し、毎日午後6〜8時に数分おきに作動させたところ、ムクドリの大群が駅南側エリアに移動したという。

 そこで市は、6月下旬に駅南側の街路樹にも2台設置。すると、いったん南側エリアに退避していたムクドリが再び元の場所に戻ったという。路上の糞の量が減るなど、一定の効果はみられるが、深夜まで市街地に鳴き声が響き渡る状況は変わっていない。

 今月12日には駅北側に2台を増設したが、装置は1台30万円ですべての木に取り付けるのは難しい。市道路管理課の大谷一司課長は「間隔を空けて設置するだけでも効果はある。今後は少しずつ装置の台数を増やしながら状況を見ていきたい」と話している。
http://www.sankei.com/west/news/150722/wst1507220033-n1.html
http://www.sankei.com/west/news/150722/wst1507220033-n2.html

ttps://archive.is/4G63E
ttps://archive.is/RzIMC

posted by BNJ at 22:43 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: