2015年07月31日

ニワトリ:コケコッコー、朝鳴く順番は…驚きの法則解明【毎日新聞2015年7月31日】(既報1ソース)

ニワトリの雄を4羽ずつのグループにして観察すると、毎朝グループ内の序列と同じ順番で鳴き始めることが分かった=新村毅・基礎生物学研究所特任助教提供

 ニワトリの雄が、朝「コケコッコー」と鳴く順番は、属する集団で序列が高い順になっているとの研究成果を、名古屋大などのチームが英科学誌サイエンティフィック・リポーツに発表した。序列1位の雄鶏が鳴くまで、2位以下は鳴かずに順番を待っているという。

 ニワトリの雄同士は戦って序列を決め、最上位の雄は優先的に餌を食べたり、交尾をしたりできる。チームは、ふ化後300日の雄12羽を4羽ずつのグループに分け、序列が決まるのを確認。その後、鳴く順番を計28日間観察した。

 その結果、どのグループでも4羽のうち序列1位の雄が最初に鳴き、その後2位、3位、4位と序列に従って鳴いた。1位が鳴き始める時刻は日によって違いがあったが、2位以下が1位より先に鳴くことはなかった。一方、1位を別の場所に移すと、2位が最初に鳴き、3位と4位がその後に従った。

 チームの新村毅・基礎生物学研究所特任助教(動物行動学)によると、屋外でニワトリを飼育すると雄は縄張りを作り、それぞれ雌数羽と一緒に暮らす。朝鳴くのは「ここにいるぞ」と他の雄に縄張りを知らせる意味があるという。新村さんは「雄が厳密な社会的な法則に従って鳴いていることが分かった。生物学的にも驚きがあり、興味深い」と話す。【大場あい】
http://mainichi.jp/select/news/20150731k0000e040225000c.html

おんどりの朝の鳴き声、序列の高い順から 研究【AFPBB News2015年7月29日】
仏マルセイユで撮影されたおんどり(2006年3月6日撮影、資料写真)。(c)AFP/GERARD JULIEN
【7月24日 AFP】(一部更新)夜明けを告げるおんどり(雄のニワトリ)の鳴き声の順番は、集団内の序列で決まっているとする、ニワトリ界の長年の謎を解明した研究結果が23日、発表された。最上位のおんどりが朝一番の鳴き声を上げる一方で、格下のおんどりたちは自分の番を辛抱強く待っているという。

夜明け前に最初の「コケコッコー」が聞こえた直後、近くから次々と他の鳴き声が続くのは、おなじみの光景だ。

だが、おんどりたちは誰が最初に鳴くのかを、どのようにして決めているのだろうか。

英科学誌ネイチャー(Nature)系オンライン科学誌「サイエンティフィック・リポーツ(Scientific Reports)」に掲載された、飼育されたニワトリを用いた一連の実験結果によると、それは集団内の地位で決まっているという。

日本の研究チームは、論文に「最上位のおんどりが常に最初に鳴き始める。続いて下位のおんどりたちが、社会階級の上から順に鳴き声を発する」と記している。また、最上位のおんどりを集団から物理的に排除すると、第2位のおんどりが最初の鳴き声を発するという。

おんどりが鳴く行動は、自分たちの縄張りを誇示するための手段と考えられている。これにより、好戦的な状況を招く可能性が高い突然の遭遇のリスクを抑えているのだという。

ニワトリは非常に社会的で、階層化された動物だ。おんどり同士が初めて遭遇すると、けんかという昔ながらのやり方で、互いの「つつきの順位(上下関係)」を即座に定める。最も力が強い最上位のおんどりから順に、餌、めんどり、ねぐらなどを優先的に獲得できる。

「最上位のおんどりは、夜明け前の鳴き声のタイミングを決める優先権も有していること、また集団状況では、下位のおんどりたちは最上位のおんどりに服従していることが、今回の研究で明らかになった」と論文は述べている。
http://www.afpbb.com/articles/-/3055386

ttps://archive.is/EyMZj
ttps://archive.is/dsKSo

タグ:ニワトリ
posted by BNJ at 11:49 | Comment(0) | 鳥類一般ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: