2015年09月04日

脱走ペリカンどこへ 不明1週間、有力情報なし【YOMIURI ONLINE2015年9月4日】(既報関連多数)

 札幌市南区の動物園「ノースサファリサッポロ」を飛び立ったモモイロペリカンが、むかわ町の鵡川河口周辺で目撃されたのを最後に行方不明になり、4日で1週間。寄せられた目撃情報はいずれも発見につながる有力な内容ではなく、関係者は「捕獲へと動くにも動けない」と頭を抱えている。(松田拓也)

 ペリカンは同園の雌「クンちゃん」で、同園を8月21日に飛び立ち、石狩市の石狩川河口周辺で23〜25日、目撃され、26日夕には鵡川河口周辺に現れた。同園の職員らは27日夜に捕獲作戦を敢行、ゴムボートで近づいたが、クンちゃんは懐中電灯の光に驚いて逃げてしまった。28日午前11時頃に河口周辺で目撃されたのを最後に、行方不明になった。

 実は、同園では28日夜、次なる作戦を展開する考えだった。台の上に餌となる魚の入ったクーラーボックスを配置することでクンちゃんを招き入れ、近づいてきたタイミングで網をかぶせて捕獲するのが作戦概要。さらに、約3〜5メートルまで接近した際に網を発射して捕獲する「ネットランチャー」も装備した。結局、新作戦を展開できず1週間を迎え、同園を運営する星野和生代表は「出動準備はしているが、居場所がわからず、どうにもならない」と話す。

 行方知れずとなって以降、同園には電話やメールなどで約20件の情報が寄せられている。苫小牧市周辺では羽の黒い部分など、クンちゃんの特徴と似たペリカンを目撃したという情報もあった。ただ、石狩市や岩見沢市、旭川市など、他に寄せられた情報と同様、飛んでいる姿の情報だったことから、確認には至っていない。ペリカンは温帯と熱帯に生息しており、亜寒帯の北海道で冬を越すのは難しいとの指摘も多く、関係者の間には焦りも出始めている。

 2009年には、兵庫県の動物園から脱走したモモイロペリカンを、動きが鈍る夜間、幅約5メートルの狭い水路で網を使って捕獲したケースがある。ただ、今回、クンちゃんが目撃されているのは、いずれも川幅の広い河口付近で、関係者は「同じ手法で捕獲するのは難しく、人形や餌で呼び寄せるしかないのでは」と話す。

 目黒清志園長は「情報提供に感謝している。地上に降りた目撃情報にも期待している」と語る。情報は同園(011・596・5300)へ。
http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20150904-OYTNT50048.html

ペリカン逃亡10日、札幌からどこへ? 2mの囲い飛び越える【どうしんウェブ2015年9月1日】
 札幌市南区の民間動物園から8月21日に逃げたペリカン1羽は、31日夕方の時点で依然行方が分かっていない。脱走の背景には、天井に覆いを設けず、鳥類の自然な生態を見せる展示方法の難しさがある。3年前に同じようにフラミンゴ1羽が逃げた旭山動物園(旭川市)は再発防止のため、鳥が飛ぶのに必要な風切り羽を切る手入れを徹底した。専門家は「鳥は逃げやすく、特に適正な管理が必要」としている。

 脱走したのは「ノースサファリサッポロ」のモモイロペリカンの雌クンちゃん。21日に、天井に覆いのない高さ2メートルほどの囲いを越えて飛び去った。23〜25日に石狩市の石狩川河口付近、26〜28日に胆振管内むかわ町の鵡川河口付近に姿を見せた後、行方不明のままだ。

 山階鳥類研究所(千葉)によると、モモイロペリカンは東ヨーロッパやアフリカに生息する渡り鳥。同園は今後、クンちゃんが暖かい地域に向かう可能性もあるとみている。

 鳥の脱走を防ぐには、風切り羽を切る方法がある。全国152施設が加盟する日本動物園水族館協会(東京)によると、昨年1年間に報告された鳥類の脱走は群馬県と愛媛県の動物園で2件あり、いずれも捕獲した。同協会は「ペリカンなどの渡り鳥は飛ぶ力が強く、逃げる可能性がある。羽を切っても生え変わっていないかを確認する必要がある」と指摘する。
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0174455.html

ttps://archive.is/apU13
ttps://archive.is/nEuI1
脱走ペリカン、動き鈍る夜に捕獲作戦…初日失敗【YOMIURI ONLINE2015年8月28日】
動物園から逃げたペリカンか 捕獲に失敗【NHKニュース2015年8月27日】

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