2015年09月09日

コウノトリ「生息域拡大」 野生復帰10年で郷公園が成果強調【神戸新聞NEXT2015年9月9日】(他1ソース)

放鳥から10年の成果などを話す山岸哲園長=県立コウノトリの郷公園
 兵庫県立コウノトリの郷(さと)公園(豊岡市祥雲寺)の山岸哲園長らが8日会見し、今年で丸10年を迎えたコウノトリの野生復帰事業を振り返った。「取り組みは順調」とした上で、「但馬地域の環境状況で生息できる野生のコウノトリの上限は50羽前後」とし、野生鳥の増加に伴って生息域が拡大しているとの考えを示した。

 会見は毎年この時期に開いている。

 山岸園長は「一時は国内で絶滅したコウノトリだが、野外で生息する数は80羽を超えた」とこれまでの成果を強調した。

 今年は初めて千葉県野田市や韓国で放鳥されたほか、福井県越前市でも10月3日に放鳥が予定されている。山岸園長は「取り組みは着実に広がりつつある。繁殖が全国、世界に広がると期待できる」と述べた。

 同席した江崎保男統括研究部長は野外での生息数に触れ、「2013年から豊岡を出るコウノトリが増え、豊岡では50羽前後で推移している」と説明。「コウノトリは長い期間、同じ雌雄がペアを続ける」など10年間の観察、研究で判明したことを紹介した。(斎藤雅志)
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201509/0008379002.shtml

コウノトリ放鳥10年「野生復帰、国内外に広がり」 郷公園・山岸園長ら評価 兵庫【産経ニュース2015年9月9日】
コウノトリ放鳥10年の取り組みを振り返る山岸哲園長(左)と江崎保男部長=豊岡市のコウノトリの郷公園
 一時国内で絶滅した野外コウノトリの野生復帰を目指した初放鳥(平成17年9月)から10年を迎え、県立コウノトリの郷公園の山岸哲園長は8日、豊岡市祥雲寺の同公園で記者会見を行い、千葉県野田市や韓国での放鳥に触れ、「コウノトリ野生復帰の取り組みは、国内はもとより海外にも広がりつつある」と評価した。

 さらに、野生復帰のための短・中期計画をまとめた「コウノトリ野生復帰グランドデザイン」が掲げる目標の実現に向けて、「繁殖地が全国へ、そして世界へ広がることが期待できる」と言明。最終ゴールの「国外個体群との断続的な遺伝子交流」に前向きな見通しを示した。

 会見には山岸園長や江崎保男・統括研究部長らが出席。まず今年の野外での繁殖状況(8月末現在)について、豊岡市内の9地区で9ペアが計28個産卵し、20羽が孵化(ふか)、うち13羽巣立ちしたことが報告された。飼育下では、保護増殖センターと放鳥拠点施設(養父、朝来市)で計5羽巣立ちした結果、8月末現在の野外個体数は83羽となった。

 江崎部長は、この10年間の取り組みで明らかになったコウノトリの生態について、堅い絆の一夫一妻制(現在、最長9年)▽3歳で繁殖を始める▽ヨーロッパコウノトリと同様に、餌不足による「口減らし」法として、親による子殺しが存在する−などの特徴を説明。さらに環境収容力として、現在の但馬で受け入れ可能なコウノトリは「50羽前後と考えられる」との見解を示した。
http://www.sankei.com/region/news/150909/rgn1509090059-n1.html

ttps://archive.is/rRbOz
ttps://archive.is/P878S

posted by BNJ at 11:26 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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