2015年09月16日

岐阜 黒ワイヤ使い柿泥棒撃退 大野でカラス防止実験【中日新聞2015年9月16日】

 大野町名産の柿をカラスから守るため、県揖斐農林事務所などは、同町の柿畑につやを消した黒色の極細ワイヤを設置する実証実験を始めた。ワイヤは遠目からだとほとんど見えないことから、上空から侵入をもくろむカラスの翼にワイヤが突如ぶつかり、驚いて二度と畑に近づかなくなる効果がある。他県ではすでに、この方法で実績を上げている自治体もある。

 黒ワイヤは、太さ〇・三ミリほどのステンレス製で、果樹生産で国内有数の山梨県が開発。畑の上空にワイヤを張り巡らして、カラスの侵入を防ぐ。ナシの名産地で知られる富山市では、二〇一三年度に一部で試験導入。ワイヤを張った地域の被害金額が、前年度の六分の一にまで減るなどの効果が出ている。

 大野町松山では、町かき振興会の会員ら三十人が、四十アールの柿畑の周囲二方向と中間地点の計三カ所に、一メートル間隔で高さ五メートルほどのポールを立てて、ワイヤを張った。町の農作物の鳥獣被害額のうち、カラスによる柿の被害額は全体の三分の一と高い割合を占める。会員の一人は「ワイヤの効果で被害がなくなればいい」と願う。

カラス防止に効果があるとされる、つやを消した黒色の極細ワイヤ

黒色のワイヤが張り巡らされた柿畑。遠目ではワイヤを見ることはほとんどできない=大野町松山で

 今回の実証実験にはワイヤのほか、ネット(網)やおりの設置という従来型のカラス対策も含んでおり、揖斐農林事務所は今後、畑の四方にネットを張り、近くにカラスのおりも設置した上で、効果があるかどうかを秋以降にも見極める。

 一方、ワイヤはネットよりも費用が高く、ワイヤを張る作業もかなりの人手が必要という短所がある。同事務所は「個人ではなく、町全体で対応を検討しないといけない」と話している。

(広田和也)
http://www.chunichi.co.jp/article/gifu/20150916/CK2015091602000026.html

ttps://archive.is/s1Bve
[鳥獣害と闘う] 黒テグス カラス撃退 福岡県の古野さん【日本農業新聞e農ネット2015年6月16日】
カラス対策で弘大医屋上にテグス新設【陸奥新報2015年10月24日】

posted by BNJ at 23:01 | Comment(0) | 養鶏畜産ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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