2015年10月03日

コウノトリ、約束の空へ羽ばたく 越前市白山、幼鳥2羽を放鳥【福井新聞2015年10月3日】(他3ソース)

元気よくはばたくコウノトリ=3日午前10時45分ごろ、福井県越前市菖蒲谷町

 日本の自然界からいったん姿を消した国の特別天然記念物コウノトリの幼鳥2羽が3日午前、福井県越前市白山地区で放鳥された。2羽は、コウノトリとともに暮らせる地域づくりに取り組む地元住民の前で、力強く羽ばたいた。野生復帰と生息域拡大を目指し、2011年12月に同地区で始まった県の飼育・繁殖事業は、新たな一歩を踏み出した。

 2羽は、同地区で昨年生まれた雄の「げんきくん」と、雌の「ゆめちゃん」。コウノトリの野生復帰が進む兵庫県以外での放鳥は、国内では今年7月の千葉県野田市に続いて2例目となった。

 越前市都辺町の白山小周辺で行われた放鳥式典には、西川一誠知事や同市の奈良俊幸市長、兵庫県立コウノトリの郷(さと)公園の山岸哲園長らが出席した。

 テープカットの後、市道に置かれた白い木箱のふたが開くと、2羽は勢いよく飛び出した。集まった地元の白山・坂口地区の住民や子どもたちから大きな歓声が上がった。

 両地区には、1970〜71年にくちばしの折れたコウノトリ「コウちゃん」が滞在した。当時、衰弱したコウちゃんの保護と兵庫県への移送に関わった人や、餌を集めたり観察日記を付けたりして見守った人も駆け付けた。

 げんきくん、ゆめちゃんには衛星利用測位システム(GPS)を利用した小型発信器が取り付けられている。県民からも放鳥後の行動や餌取りなどの観察情報を募り、県里山里海湖(うみ)研究所(若狭町)のホームページで公開する。

 県内でのコウノトリの放鳥は、2010年に福井、兵庫両県知事が合意。共同研究の一環として、11年12月に親鳥の「ふっくん」「さっちゃん」の飼育が始まった。親鳥ペアに他のペアの卵を温めさせる托卵(たくらん)によって昨年6月、げんきくんとゆめちゃんを含む3羽のひなが県内で50年ぶりに生まれた。

 同市白山・坂口地区の住民も、餌となる生き物を増やす無農薬無化学肥料の米作りや休耕田ビオトープなど水辺の環境整備、飼育ケージ周辺の見守り活動などで協力してきた。
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/society/80918.html

福井でコウノトリ放鳥 3県目、2羽大空へ【共同通信2015年10月3日】
放鳥されるコウノトリの幼鳥=3日午前、福井県越前市

 福井県は3日、越前市内の飼育施設で生まれた国の特別天然記念物コウノトリ2羽を放鳥した。環境省によると、国内での放鳥は兵庫、千葉に続き、3県目。同市の水田で放たれた2羽は、集まった地元住民らの頭上を旋回した後、大空に向け飛び立った。
 2羽は昨年6月にふ化した雄と雌の幼鳥。今年5〜8月、兵庫県豊岡市で自然環境に慣れる訓練を受けた後、9月16日に越前市に戻された。
 福井県によると、農薬などの影響で水田から餌となる昆虫や魚が減り、1970年以降、県内でコウノトリはほとんど見られなくなった。
 地元の農家は農薬を使わない稲作を始め、県も繁殖事業に取り組んでいる。
http://www.47news.jp/CN/201510/CN2015100301001356.html

コウノトリ:福井・越前市で2羽放鳥「繁殖地拡大を期待」【毎日新聞2015年10月3日】
 福井県越前市の白山(しらやま)地区の田んぼで3日、国の特別天然記念物のコウノトリ2羽が放鳥された。兵庫県立コウノトリの郷(さと)公園(豊岡市)から持ち込んだ卵を別のつがいに抱かせる「托卵(たくらん)」により、昨年6月に白山地区で生まれた。国内のコウノトリは乱獲や生息環境の悪化で1971年に自然界では絶滅し、野生復帰を目指す取り組みが兵庫県を中心に続いている。

 この日は現地で放鳥式があり、西川一誠福井県知事や郷公園の山岸哲(さとし)園長らが出席。テープカットと同時に移送用の箱が開けられると、雄の「げんきくん」と雌の「ゆめちゃん」の2羽が大空へ飛び立った。兵庫県以外での放鳥は、7月の千葉県野田市に次いで国内2例目。

 福井県自然環境課によると、同県ではかつて越前市や小浜市などでコウノトリの姿が見られたが、ふ化を最後に確認したのは50年前。このため昔の風景を取り戻そうと2011年12月、郷公園から親鳥ペアを借り受け、繁殖に努めてきた。ペアの卵はいずれも無精卵だったが、昨年初めて取り組んだ「托卵」が成功した。

 兵庫県の郷公園の倉田悟総務課長は「コウノトリは成長後、生まれた場所に戻ることがある。『越前市産』の2羽の放鳥が成功すれば、豊岡市周辺に偏っている繁殖地の拡大が期待できる」と話している。【村山豪】
http://mainichi.jp/select/news/20151003k0000e040170000c.html

コウノトリ、北陸の大空を舞う 福井・越前市で2羽放鳥 全国3県【産経WEST2015年10月3日】
地元住民らが見守る中、放鳥されたコウノトリ=3日午前、福井県越前市(鈴木俊輔撮影)
 福井県は3日、同県越前市白山地区で、国の特別天然記念物コウノトリ2羽を放鳥した。環境省によると、野生のコウノトリ復活に向けて人工飼育で育った個体を自然に返すのは兵庫県、千葉県に続いて3県目。2羽は関係者や地元住民が見守る中、堂々と秋晴れの大空に羽ばたいた。

 放鳥されたのは雄の「げんきくん」と雌の「ゆめちゃん」。昨年6月に兵庫県立コウノトリの郷公園(同県豊岡市)から譲り受けた卵から生まれ、越前市内の飼育施設で成長。同公園で今年5〜8月、野生で生きるための訓練を受けた。

 2羽には、位置を記録する発信器が取り付けられている。県は定期的に位置情報を把握し、野生での生活を見守るとしている。
http://www.sankei.com/west/news/151003/wst1510030033-n1.html

ttps://archive.is/Fvp74
ttps://archive.is/vv0S7
ttps://archive.is/uaCN4
ttps://archive.is/LTRZR

posted by BNJ at 23:37 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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