2015年11月04日

鳥インフルエンザ:20分で判定 鹿児島大の研究班開発 携帯型装置使い、現場検査も /鹿児島【毎日新聞2015年11月4日】(既報多数)

 鹿児島大の隅田泰生教授(生物化学)の研究グループが鳥インフルエンザウイルスを短時間で検出する遺伝子検査技術を開発した。従来の約2時間半を約20分に短縮。携帯型の解析装置を使うため、感染が疑われる野鳥を見つけた現場で検査できる。早期発見と感染拡大防止が期待され、11月から実証試験を始める。

 高病原性鳥インフルエンザは、カモやツルなどの渡り鳥が国内に飛来して持ち込み、養鶏場などに感染が広がり、大きな被害を出す場合がある。

 隅田教授によると、現在の検査は、野鳥の喉や肛門の粘膜を入れた溶液を大型の遠心分離機にかけてウイルスを濃縮。遺伝子の抽出に1時間、解析に1時間半かかっているという。

 今回の技術は、溶液に金属粒子と磁石の粒子を入れて磁力でウイルスを濃縮。そこから遺伝子を抽出して解析する。一連の作業は約20分で済むとしている。産業技術総合研究所関西センター(大阪府池田市)がつくった解析装置を共同で改良。大きさもA4サイズ、重さ3〜4キロと小型化した。

 ウイルス感染の疑いがある野鳥の死骸が見つかった場合、現場で簡易検査後、大半は国立環境研究所(茨城県つくば市)に遺伝子検査を依頼しており、検体を送るのにも1日程度かかる。

 実証試験はツルの越冬地として知られる出水市で死んだツルから検体を採取して検査し、従来の遺伝子検査の結果を比べて検証する。隅田教授は「現場で早く検査ができれば、感染拡大の防止に迅速に対応が可能になる」としている。
http://mainichi.jp/area/kagoshima/news/20151104ddlk46040173000c.html

鳥インフルウイルスを20分で検出 鹿児島大が遺伝子検査技術開発【産経ニュース2015年10月17日】
鳥インフルエンザウイルスの有無を調べる遺伝子検査に使う解析装置(隅田泰生鹿児島大教授提供)
 鹿児島大の隅田泰生教授(生物化学)の研究グループが鳥インフルエンザウイルスを、約20分で検出する遺伝子検査技術を開発した。従来は約2時間半かかっていた。携帯型の解析装置を使うことから、感染が疑われる野鳥を見つけた現場で検査できる。早期発見と感染拡大防止が期待され、11月から実証試験を始める。

 高病原性鳥インフルエンザは、カモやツルなどの渡り鳥が国内に飛来して持ち込み、養鶏場などに感染が広がり、大きな被害を出す場合がある。

 隅田氏によると、現在の検査は、野鳥の喉や肛門の粘膜を入れた溶液を大型の遠心分離機にかけてウイルスを濃縮し、解析する。遺伝子の抽出に1時間、解析に1時間半かかっているという。

 今回の技術は、溶液に金属粒子と磁石の粒子を入れて磁力でウイルスを濃縮。そこから遺伝子を抽出して解析する。一連の作業は約20分で済むとしている。産業技術総合研究所関西センター(大阪府池田市)がつくった解析装置を共同で改良。大きさもA4サイズ、重さ3〜4キロと小型化した。

 ウイルス感染の疑いがある野鳥の死骸が見つかった場合、現場で簡易検査後、大半は国立環境研究所(茨城県つくば市)に遺伝子検査を依頼しており、検体を送るのにも1日程度かかる。

 実証試験はツルの越冬地として知られる鹿児島県出水市で死んだツルから検体を採取して検査し、従来の遺伝子検査の結果を比べて検証する。隅田氏は「現場で早く検査ができれば、感染拡大の防止に迅速に対応が可能になる」としている。
http://www.sankei.com/region/news/151007/rgn1510070069-n1.html

鳥インフル、20分で判定 鹿児島大開発、現場で検査【共同通信2015年10月16日】
鹿児島大の隅田泰生教授=9日、鹿児島市

 鹿児島大の隅田泰生教授(生物化学)の研究グループが鳥インフルエンザウイルスを短時間で検出する遺伝子検査技術を開発した。従来の約2時間半を約20分に短縮。携帯型の解析装置を使うため、感染が疑われる野鳥を見つけた現場で検査できる。早期発見と感染拡大防止が期待され、11月から実証試験を始める。
 高病原性鳥インフルエンザは、カモやツルなどの渡り鳥が国内に飛来して持ち込み、養鶏場などに感染が広がり、大きな被害を出す場合がある。
 実証試験はツルの越冬地として知られる鹿児島県出水市で死んだツルから検体を採取して検査し、従来の遺伝子検査の結果を比べて検証する。
http://www.47news.jp/CN/201510/CN2015101601001543.html

鳥インフル判定、携帯機器使い現場で20分 鹿児島大・隅田教授ら開発【373news.com2015年10月10日】
 鹿児島大学工学部の隅田(すだ)泰生教授(糖鎖生物化学)の研究グループは、鳥インフルエンザウイルスを短時間で検出する遺伝子検査技術を開発した。従来の2時間半を20分ほどに短縮できる。携帯型の遺伝子解析装置を用いるため、現場で検査できるのも特徴。鳥インフルエンザの早期発見と感染拡大の防止が期待される。
 隅田教授は2002年から、ナノテクノロジーを使ったウイルスの高感度検査法を研究している。14年には、超微量の唾液でヒトのインフルエンザウイルスを検出する方法を開発。今回はそのメカニズムを応用した。

鳥インフルエンザの遺伝子解析に使う携帯型の装置(鹿児島大学隅田教授提供)

(記事全文は10日付南日本新聞、またはモバイルサイトでご覧になれます)
http://373news.com/modules/pickup/index.php?storyid=70328

鳥インフル、20分で判定 早期防疫に期待、鹿児島大が実証試験へ【西日本新聞経済電子版2015年10月9日】
 鹿児島大の隅田(すだ)泰生教授(生物化学)の研究グループが、鳥インフルエンザウイルスの有無を調べる遺伝子検査にかかる時間を従来の2時間半から20分に短縮する検査技術を開発した。携帯型の解析装置のため、検体を研究機関に運ぶ必要もなく、感染が疑われる野鳥を見つけた場所で検査できる。防疫体制の構築の迅速化につながり、養鶏の集団感染食い止めの効果が期待される。11月から世界有数のツルの越冬地・鹿児島県出水市で実証試験に乗り出し、2017年中の実用化を目指す。

 高病原性鳥インフルエンザウイルスは、カモなどの渡り鳥が国内に持ち込むリスクが指摘されている。環境省は、ウイルスに感染しやすい種類の野鳥の死骸が見つかった場合、都道府県が研究機関などで遺伝子検査をするよう求めている。鹿児島県内は鹿児島大が行っているが、大半の都道府県は国立環境研究所(茨城県つくば市)に依頼しており、検体の輸送にも1日程度かかっている。

 隅田教授によると、現在の遺伝子検査は、野鳥の喉や肛門の粘膜を大型の遠心分離機にかけるなどしてウイルスを濃縮する仕組み。遺伝子抽出に1時間、解析に1時間半を要する。

 これに対し、開発した技術は抽出に5分、解析は15分で済む。具体的には、ウイルスに微小の金属粒子と磁石をくっつけ、磁力を使って濃縮。ピペットなど簡易な器具のみで遺伝子が抽出できる。産業技術総合研究所関西センター(大阪府)と共同で、解析装置の遺伝子増幅の仕組みを改良し、装置の小型化、高速化を実現した。A4サイズ程度の金属ケースに収まり、場所を選ばすに検査できる。

 出水市では、昨年11月〜今年2月、越冬中のツルやカモなど8検体から高病原性の鳥インフルエンザウイルスを検出。研究グループはこの一部を培養し、開発した技術でウイルスが検出できることを確認した。

 実証試験は、出水市の県ツル保護会が協力する。同会の獣医師が死んだツルから検体を採取し、検査。従来の遺伝子検査の結果と比較し、有効性を確かめる。隅田教授は「コンパクトな機材で現場検査できれば迅速な対応が可能になり、養鶏産業を守ることにつながる」と話している。

 ◆養鶏農家の被害減らせる

 北海道大大学院の迫田義博教授(ウイルス学)の話 養鶏への感染拡大を防ぐウイルスの封じ込めは一分一秒を争う。早期発見につながる研究は非常に意義がある。ウイルスはユーラシア大陸から渡ってくる野鳥が国内に持ち込んでいるとされ、野鳥からの発見は国内上陸を意味する。早めに察知できれば、養鶏農家の被害をゼロに近づけることも可能だ。
http://qbiz.jp/article/72485/1/?utm_campaign=nnp_article&utm_souce=nnp&utm_medium=nnp_web

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posted by BNJ at 22:49 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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