2015年11月02日

タンチョウ、苫東で3年連続確認【朝日新聞デジタル2015年11月2日】(既報2ソース/シマクイナ/アカモズほか)

弁天沼周辺で確認されたタンチョウ=先崎理之さん撮影、日本野鳥の会提供
■繁殖へ期待

 日本野鳥の会は30日、苫小牧市の苫小牧東部開発地域(苫東)で、今年もタンチョウを含む7種の希少鳥類を確認したと発表した。タンチョウの確認は3年連続。確認された場所は工業用地として開発されない安平川河道内調整地(遊水地)の範囲内で、同会は「苫東がタンチョウの繁殖地になる可能性がさらにログイン前の続き高まった」と期待している。

 今年の調査も4〜8月に実施。昨年と同じく、絶滅危惧1B類のシマクイナ、アカモズ、チュウヒ、絶滅危惧2類のタンチョウ、オジロワシ、準絶滅危惧種のマキノセンニュウ、オオジシギを確認した。

 タンチョウは、一昨年に成鳥2羽、昨年は若鳥1羽を確認。今年も海岸に近い弁天沼周辺で成鳥と若鳥の2羽を確認した。繁殖はまだ確認されてはいないが、同会は沼周辺が繁殖地になる可能性がますます高まったと指摘する。

 道は昨秋、弁天沼周辺を含む約950ヘクタールの広大な未開発地を、洪水時に水量を調整する遊水地にすると決め、その利活用方法についての協議も始まっている。同会は「この地域が重要な野鳥生息地であることが改めてわかった。鳥獣保護区指定などを働きかけてゆきたい」としている。

 (深沢博)
http://www.asahi.com/articles/CMTW1511020100001.html

繁殖地に?北海道・苫東に3年連続でタンチョウ【YOMIURI ONLINE2015年11月1日】
 日本野鳥の会ウトナイ湖サンクチュアリ(北海道苫小牧市)は、今年4月から8月にかけての野鳥繁殖期に苫小牧東部地域(苫東)で行った調査で、国の特別天然記念物のタンチョウ2羽を含む絶滅のおそれのある鳥類7種が確認されたと発表した。

 道内で分布域を広げるタンチョウが、苫東で確認されたのは3年連続となり、同サンクチュアリは「3年続いて飛来したことで、繁殖地となる可能性が高まった」とみている。

 タンチョウは8月上旬、苫東の弁天沼周辺で確認されたという。成鳥と若鳥の2羽で、ほかの地域から飛来したとみられる。

 このほか、シマクイナ、アカモズ、チュウヒやオジロワシなども確認された。
http://www.yomiuri.co.jp/eco/20151031-OYT1T50084.html

タンチョウの飛来3年連続 苫東地域の希少鳥類調査【苫小牧民報2015年10月30日】
タンチョウ=先崎理之さん提供

アカモズ=ウトナイ湖サンクチュアリ提供

チュウヒ=新谷幸嗣さん提供
 日本野鳥の会ウトナイ湖サンクチュアリは30日、苫小牧東部開発地域で今年度行った野鳥の生息調査で、7種の希少鳥類を確認したと発表した。極めて希少なシマクイナやアカモズなど、いずれも絶滅の恐れのある種で、中でもタンチョウを3年連続で確認。苫東地域の弁天沼周辺がタンチョウの繁殖地になる可能性が高まったという。調査結果から同サンクチュアリは「苫東はラムサール条約登録湿地に勝るとも劣らない、貴重な野鳥の生息地であることが改めて分かった」としている。

 調査は弁天沼を含む苫東地域で、野鳥の繁殖期に当たる今年4〜8月に実施した。この結果、環境省指定の絶滅危惧1B類(近い将来絶滅の危険性が高い)のシマクイナ(クイナ科)、アカモズ(モズ科)、チュウヒ(タカ科)の他、絶滅危惧2類(絶滅の危険が増大)のタンチョウ(ツル科)、オジロワシ(タカ科)、準絶滅危惧(絶滅危惧に移行する可能性がある)のマキノセンニュウ(センニュウ科)、オオジシギ(シギ科)の生息を確認した。

 このうち、絶滅の危険性が高いシマクイナは4年連続で確認。国内で繁殖期に過ごす場所は、釧路湿原や仏沼(青森県三沢市)など極めて限定的だったが、同サンクチュアリの中村聡チーフレンジャーは「今年は少なくとも9羽の声を聞いたことから、複数のシマクイナが苫東で毎年繁殖している可能性が非常に高い」と話す。

 国内で生息数が減少しているアカモズは、少なくてもつがい4組がいることを確認した。しかし、道道上厚真苫小牧線・静川―柏原区間が2012年に開通した後、付近の営巣地が消滅し、苫東地域での繁殖場所は減少傾向にあるため、中村チーフレンジャーは「営巣地の一つが失われたのは残念。今ある繁殖環境を守るのが大切」と言う。

 タンチョウは弁天沼周辺で2羽(成長1羽、若鳥1羽)を確認した。タンチョウは道東の湿原を中心に繁殖しているが、近年生息数が増え、十勝地方やオホーツク方面、道北など道内で分布域を拡大している。苫東地域で3年連続でタンチョウを確認したことから、弁天沼周辺が繁殖地となる可能性が高いという。

 一つの地域で7種もの希少鳥類が確認された調査結果を踏まえ、中村チーフレンジャーは「苫東の重要性が改めて分かった。希少鳥類の生息地一帯が鳥獣保護区になればと考えている」と話した。

 苫東地域を含む勇払原野は湿原や草原、森林、湖沼など多様な環境を残し、釧路湿原、サロベツ原野と並ぶ北海道三大原野の一つに数えられる。日本野鳥の会は苫東の優れた自然環境を明らかにし、保全につなげるため00年度から鳥類調査を続けている。
http://www.tomamin.co.jp/20151031698

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posted by BNJ at 11:42 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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