2015年11月30日

コウノトリ:野生復帰10年 東京でフォーラム 各地の取り組み報告 課題も【毎日新聞2015年11月30日】(既報1ソース)

コウノトリ保全の目標を定めた宣言文を読み上げる山岸哲・兵庫県立コウノトリの郷公園長=東京都台東区の東京都美術館で2015年11月29日、青木浩芳撮影

 コウノトリの野生復帰から今年で10年になるのを記念して、「コウノトリ保全フォーラム」が29日、東京・上野の東京都美術館で開かれた。研究報告や国内各地に広がる放鳥の動き、今年9月に韓国でも初放鳥されたことなどが紹介され、約180人が熱心に耳を傾けた。

 コウノトリは、江戸時代までは各地に生息していたが、乱獲や生活環境の悪化などにより1971年、兵庫県豊岡市で最後の野生個体が死んだ。88年に東京・多摩動物公園で、翌89年には豊岡市で人工ふ化に成功し、2005年9月に豊岡市で世界初の試験放鳥が行われた。今年7月には千葉県野田市で3羽、9月に韓国・礼山で8羽、10月に福井県越前市で2羽が放鳥された。10月現在で82羽が野外に、約200羽が兵庫県立コウノトリの郷公園(豊岡市)や各地の動物園で飼育されている。

 フォーラムは、コウノトリの血統管理や飼育施設間の連携、調整を行う「コウノトリの個体群管理に関する機関・施設間パネル」(IPPM−OWS)が主催。豊岡市の中貝宗治市長は、地元産米の輸出戦略などを紹介し「コウノトリがすめる環境は人の暮らしにもよい場所。環境保全と経済はつながっている」と訴えた。野田市の根本崇市長は、自然再生の象徴としてコウノトリに着目、「関東でもヒナがかえるようにしたい」と夢を語った。また、国立韓国教員大学校のパク・シリョン教授は、かつて北朝鮮国内にも繁殖地があったことを指摘し「コウノトリ野生復帰事業をきっかけに南北統一の機運が高まれば」と訴えた。

 パネルディスカッションでは、主催団体の山岸哲代表が「野生復帰の成否は、子どもたちがどのような価値観を持つかにかかっている。文部科学相に働きかけて学習指導要領を改めてもらわないと」と話すと、会場からは笑い声も。参加した千葉県松戸市の会社員、池下繁さん(58)は「取り組みをどう持続させていくかに関心があった。南関東のネットワーク作りなどに関わっていきたい」と話していた。【青木浩芳】
http://mainichi.jp/feature/news/20151130mog00m040009000c.html

コウノトリ保全フォーラム 課題や展望語る【神戸新聞NEXT2015年11月29日】コウノトリ保全の課題などが話し合われた「コウノトリ保全フォーラム」=29日午後、東京都台東区
 コウノトリの飼育や放鳥などに取り組む組織が成果を発表し、保全の課題や展望を語り合う「コウノトリ保全フォーラム」が29日、東京都内で開かれた。

 兵庫県立コウノトリの郷(さと)公園(豊岡市)のコウノトリ野生復帰事業が今年で丸10年、さらに県の保護増殖事業も50年という節目を迎え、同公園など23の関係機関・施設でつくる「コウノトリの個体群管理に関する機関・施設間パネル」が初めて企画。約180人が参加した。
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201511/0008606170.shtml

ttps://archive.is/On7v7
ttps://archive.is/7c2F0

posted by BNJ at 21:32 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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