ねぐら上空を飛ぶツル
国内最大のツルの越冬地・出水市の出水平野で5日朝、今季4回目の羽数調査が行われ、前々回の11月21日より2184羽少ない1万2034羽が確認された。
調査に参加したのは、地元の荘、高尾野両中学校の生徒や県ツル保護会のメンバーら約100人。ナベヅルを中心に、マナヅル、カナダヅル、クロヅルなどの姿もあった。
前々回との羽数の差について、市ツル博物館クレインパークいずみの戸田重久館長は「ここ数日の雨で調査対象の2か所のねぐら以外の田んぼにも水たまりができた。このため、ツルが分散し、すべてを数えることができなかった」としている。
前回の11月28日の調査では、ねぐらからツルが一斉に飛び立ったため、計測できていなかった。
http://www.yomiuri.co.jp/local/kagoshima/news/20151205-OYTNT50109.html
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出水平野でツル羽数調査 飛び立ち計測不能に【YOMIURI ONLINE2015年11月29日】
ツル1万4218羽 出水平野、多さ過去2番目 [鹿児島県]【西日本新聞2015年11月25日】
19季連続の「万羽鶴」に 鹿児島・出水平野のツル飛来【朝日新聞デジタル2015年11月8日】
ツル羽数調査6回予定 保護会と中学生ら打ち合わせ【YOMIURI ONLINE2015年11月4日】