2015年12月06日

神奈川)障害者が手作り、綾瀬市マスコットバッジが人気【朝日新聞デジタル2015年12月6日】(市の鳥/カワセミ/既報複数)

缶バッジのプレス加工作業=綾瀬市深谷南のばらの里

 綾瀬市の障害者15人が作る市のマスコットキャラクター「あやぴぃ」の缶バッジが、人気を呼んでいる。かわいさと品質の良さが評判となり、発売から1カ月余りで約2千個が売れた。社会に受け入れられ、市のPRに貢献できる喜びをかみしめる作り手と家族たち。福祉の現場に希望が広がる。

 あやぴぃは市の鳥・カワセミがモチーフで、デザインも市職員による地元産。市制30周年の7年前に誕生したが、キャラクターグッズはなかった。その第1弾として、市障害者自立支援センター「ばらの里」の利用者15人が10月末から、4種類(4色)の缶バッジ製作を始めている。

 作業は分担して進められる。イラスト入りの赤やピンク、黄、緑のフィルムを切り出し、金属と共に機械にセットしてプレス加工。検品係は、わずかな汚れやずれも見逃さない。全員が笑顔だ。プレス操作する上地奈津子さんに思いを尋ねると、「たのしい」「うれしい」と紙に書いて答えてくれた。

 ログイン前の続き支援員の水貝匡希さん(34)も「みんなの作業には心がこもっています。作品は世のどこにもひけをとりません」。缶バッジは体にまひがある人でも作業しやすく、達成感がある。手順を覚え、一人でできる人が増えてきたという。

 きっかけは、障害者の親らでつくる綾瀬市手をつなぐ育成会の大部(おおべ)さつき会長(50)の提案だった。同会が運営する市役所の喫茶室「むー」では、施設の人たちが作る製品も販売するが、客から「あやぴぃのグッズはないの?」と問い合わせが続いていた。

 大部さんが市に商品化を相談し、使い勝手のよい缶バッジに決定。ハンカチ、マフラー、アクセサリー、たわしなどの商品で実績があった「ばらの里」に製作を依頼した。売れ行きは想像を超え、完成分から「むー」に納品しても夕方にはなくなるという状態が続き、市外から訪れる客も増えているという。

 ばらの里の平山正友施設長(39)は「自分たちでできる作業が増えて自信がついたうえに、市のPRに貢献もできて励みになっている」。反響を感じて、身なりや化粧が明るくなった人もいるという。

 15人だけでなく家族も喜ぶ姿に、育成会の大部さんは「社会のニーズに応えた普通の製品を作れているのがうれしい。小さなバッジから、こんなに希望が広がるとは」と感慨深げだ。

 あやぴぃのデザインをしてきた市の広報担当、阿部清治さん(44)も「バッジのおかげで福祉施設がよりよく認知されていくのは素晴らしいですね」と語る。

 定番の4色のほか、クリスマス限定デザインも販売中。正月向けも準備している。1個100円。問い合わせは、ばらの里(0467・77・6005)。(吉村成夫)
http://www.asahi.com/articles/ASHD52D6XHD5ULOB001.html

ttps://archive.is/LZ2oq
綾瀬の障害者ら手作り 「あやぴぃ」の缶バッジ販売【神奈川新聞ニュース2015年11月9日】

posted by BNJ at 11:20 | Comment(0) | 鳥類一般ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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