2015年12月18日

[鳥獣害と闘う]「棒ネット」すっぽり 中晩かん「清見」守ります 和歌山・JAありだ出荷組合【日本農業新聞e農ネット2015年12月18日】(鳥害)

 和歌山県のJAありだマルス栖原三宝柑出荷組合で、中晩かん「清見」に1個ずつ「棒ネット」をかぶせる鳥害対策が効果を上げている。くちばしや足の爪がネットに引っ掛かるのを嫌うのが理由とみられる。ネットをかぶせるのは10月〜翌年1月で、組合の「清見」生産者の8割以上が導入している。

 スーパーでニンニクを1個ずつ包装するネットと同じような資材。ただ1個分の袋状ではなく、1巻1000メートル単位で販売しているため「棒ネット」と呼んでいる。組合は1巻4000円弱で販売している。

 生産者が長さ40〜50センチに切って使う。1重では風などで果実が動いた時にネットが落下してしまうため、中央で折り返し2重にして果実にかぶせる。こうすると果実に適当な圧力が掛かり、ネットがずれないという。

・果実「傷つけられぬ」

 組合長の嘉成光彦さん(46)は「10年以上前から広まった。清見を栽培する約50戸のうち40〜45戸が使っている」とみる。生産者は、温州ミカンの収穫や中晩かんの袋掛けの合間に、ネットをかぶせる作業をこなす。

 「清見」1ヘクタールに使っている近藤弘一さん(37)は「カラやセミノールの袋掛けに比べれば、ずっと楽だ。ほとんど食べられないし、傷もつけられない。鳥が食べにくいのだと思う。とにかく効果はある」と説明する。

 組合には57人が加入し、1シーズンに1800〜2000トンのかんきつ類を出荷している。半分を占める温州ミカンの収穫が年内に終わると、中晩かんに被害が集中する。「カラ」や「セミノール」には着色管理と寒さ対策で袋やサンテを掛けるため、ネットの個装は「清見」が中心だ。「せとか」に使う例もある。
http://www.agrinews.co.jp/modules/pico/index.php?content_id=35729

ttps://archive.is/5d72y

タグ:鳥害
posted by BNJ at 20:57 | Comment(0) | 養鶏畜産ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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