2015年12月19日

石川)美馬園長が振り返る 「今年は上出来」【朝日新聞デジタル2015年12月19日】(いしかわ動物園/タンチョウ/コウノトリ)

【動画】今年はツルとカメの新しい展示場がオープンして「めでたい年」と話す園長=比名祥子撮影

美馬秀夫園長。園では新年にかけ、九谷焼のサルなどを展示する「干支展」を実施中。ブロトスを始め、園内にいる7種のサルを七福神にたとえた記念撮影パネルも(写真)=能美市徳山町
 11月から始まったこのコーナー。年内最後の今回は、美馬秀夫園長(64)に締めくくってもらいます。

 「今年は、ツルとカメの新ゾーンがオープンした、大変めでたい年でした」。タンチョウやコウノトリなどが放し飼いになっている「ツルたちの水辺」が3月に、温室に大型リクガメなどが飼育されている「カメたちの広場」が9月に完成した。

 また、「ナマケモノなど新しい動物も来たし、キリンなどのベビーラッシュもあった。上出来でしたね」と振り返る。

 ログイン前の続き園長就任7年目。白山や能登の自然にあこがれて県庁に入庁し、2009年に園長職を命じられた。この年は今年と違い波乱の年だったという。

 就任18日目。開園中の午前10時半ごろ、オランウータンのブロトス(オス、現在20歳)が展示用の鉄塔から過って落ちて逃走。園長は富山市ファミリーパークに出張中で、園長同士でコーヒーを飲んでいたら職員から「すぐ帰って来てください!」と電話があり、飛んで帰ったという。

 ブロトスの握力は300キロ超。園のエントランスでベンチを投げて遊んでいたが、約40分後、日頃の訓練通りに麻酔銃で眠らせ無事捕獲。事なきを得た。

 「事件後、当時の上野動物園の園長から電話があって、『何が起こるかわからんのが動物園や』と教えられました」

 では、来年も何が起こるかハラハラ、ドキドキですね、申年(さるどし)ですし。そう私が言うと、「だめだめ、平和! 平和が一番ですよ」。

 事件(?)は会議室では起きません。来年も、おいでよ! いしかわ動物園。(比名祥子)

     ◇

 みま・ひでお 県自然保護課に長く勤め、2009年4月、3代目園長に。京都府出身。「美馬という名字は、徳島県美馬市の地名に由来するとか。名字と今の仕事は特に関係ないですね。小さいころは馬より虫が好きでした」
http://www.asahi.com/articles/ASHDK6J5THDKPJLB016.html

ttps://archive.is/QWhmV

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