2015年12月20日

入間のヒバリ 8割減…30年で【YOMIURI ONLINE2015年12月20日】

区画ごとの分布を説明する柳沢さん(19日、入間市博物館で)
 入間市は19日、過去30年間にわたって続けてきた市内の野鳥分布の調査結果を一般向け公開講座で報告した。市域レベルでの長期調査は珍しく、農耕地の減少に伴って、市の鳥のヒバリが30年前より8割減ったことなどが分かった。

 同市は1984年から10年ごとに、市内全域を500メートル四方の205区画に分けて野鳥の個体数を調べてきた。同時に区画ごとの中心点で4方向の写真を撮り、環境の変化が野鳥に及ぼす影響を分析した。

 それによると、84年に計65種1万6055羽が見つかった野鳥は、14年は62種1万1450羽に減少。ごく身近な鳥と見なされていたヒバリは84年時点で91区画に388羽いたが、2014年は37区画75羽しかいなかった。モズ、ホオジロなども減っていた。宅地化の進展に加え、茶畑の収穫に機械車両が導入されて畝の隙間がなくなり、野鳥の居場所が失われたことなどが原因とみられるという。

 一方、雑木林では薪を取ることがなくなったため、大きな木が育つようになり、キビタキ、コゲラなど森にすむ野鳥は増えた。

 同市博物館で開かれた公開講座には約100人が参加。市の調査チームのメンバーで、公益財団法人「山階鳥類研究所」(千葉県我孫子市)評議員の柳沢紀夫さん(74)が概要を報告した。柳沢さんは、「人が便利さを求めてきた影響がうかがえる。鳥が安心して住める自然環境の回復は、人が人らしく暮らすためにも大切」と指摘した。
http://www.yomiuri.co.jp/local/saitama/news/20151219-OYTNT50318.html

ttps://archive.is/vR8sM

posted by BNJ at 11:56 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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