2015年12月23日

白鳥供養の碑 改修へ募金活動【新潟日報モア2015年12月23日】(瓢湖)

白鳥の碑を囲み、当時の思い出を語る実行委のメンバーら=阿賀野市の瓢湖

 阿賀野市の瓢湖に、けがや病気で死んだハクチョウを供養する「白鳥の碑」がたたずんでいる。約50年前、水原中学校生徒が寄付金を集めて建立したが、老朽化が進み、改修が必要になった。「異郷の地で死んだハクチョウを慰めたい」。還暦を過ぎた当時の生徒たちを中心に、半世紀ぶりの募金活動が始まった。

 瓢湖は1954年、故吉川重三郎さんが日本で初めて野生のハクチョウの餌付けに成功し、国の天然記念物に指定された。2008年、ラムサール条約登録湿地となった。今年は11月末に、過去最多の約1万羽が飛来した。

 瓢湖に飛来するハクチョウは、病気やけがで毎年、10羽ほどが死亡する。1958年、白鳥の霊を慰めるための小さな墓が造られたが、ハクチョウを見ようと墓に登る観光客らがいたという。当時の水原中生徒が「新しい供養碑を造りたい」と白鳥の碑の建立を考えた。生徒は学校内や観光客に募金を呼び掛け、20万円ほどを調達。67年3月に白鳥の碑が除幕された。碑には、死んだハクチョウの羽根を入れ、毎年3月に「瓢湖の白鳥を守る会」が慰霊祭を開催している。

 白鳥の碑は、瓢湖の入り口にひっそりと置かれ、地元の人でも供養碑であることを知らない人が多いという。今年の春、卒業生の一人が碑の土台部分が劣化していることに気付いた。来年が白鳥の碑を建てて50年目の節目になるため、67年の水原中卒業生が、改修を決めた。卒業生約30人は、改修費用約60万円を募る実行委員会を結成した。実行委は、水原中学校にも声を掛け、生徒会が学校内で寄付を募る。

 実行委員会発起人代表の折笠道昭さん(64)は「阿賀野市といえばハクチョウ。募金を集め石碑を修理し、これからも白鳥を守っていきたい」と話した。

 寄付の問い合わせは実行委員会の梶山さん、0250(62)2126、佐藤さん、0250(62)2261。
http://www.niigata-nippo.co.jp/news/local/20151223225084.html

ttps://archive.is/MHEEw

posted by BNJ at 21:01 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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