2015年12月27日

<回顧2015>上 想定外に県 対策見直し【YOMIURI ONLINE2015年12月27日】(岡山県/鳥インフルエンザ)

防護服を身に着け、鳥インフルエンザが発生した養鶏場に入る県職員ら(1月16日、笠岡市で、本社ヘリから)
 ◇鳥インフルエンザ

 年明け早々に発生し、対応が混乱した鳥インフルエンザ。後を絶たなかった公務員の不祥事。議論の本格化したJR岡山駅東口への路面電車乗り入れ案。県内では、今年も事件に選挙、地方創生に向けたまちづくりなどさまざまな分野で、多くの出来事があった。わずかとなった2015年を3回にわたって振り返る。

 県内で8年ぶりに発生した鳥インフルエンザで、県は「想定外」の事態に振り回された。

 殺処分の対象は約20万羽。2007年に高梁市で発生した際の1万2000羽を大きく上回り、昨年度、国内で発生した中で最も多かった。発生確認から処分完了までを24時間以内とする国の指針に間に合わない。県は1日7万5000羽を目標に掲げるも、初日は朝から午後5時までで6900羽にとどまった。

 07年に基づき、1日の想定処分数を最大で5万羽としていたため、防護服など資機材の調達にも時間を取られた。人員配置の大幅な見直しを迫られ、県職員や陸上自衛隊員ら延べ約2850人が携わり、殺処分を終えたのは19日だった。

 県は7月、対策マニュアルの見直しに着手。処分数の想定を1日10万羽に引き上げ、飼育数がそれを上回る施設は個別マニュアルの作成を決めた。また、隣県との連携について検討を進め、今月21日には、資機材や処分した鶏の搬送などで、県トラック協会と協定を結んだ。

 幸い発生した養鶏場外への感染拡大はなく、被害は最小限に食い止められた。予防はもちろん、想定外をも見越した備えが重要だ。(安田弘司)

 

 ◇主な出来事(1〜4月)

◇…1月…◇

 15日 笠岡市の養鶏場で、死んだ鶏の一部から鳥インフルエンザウイルスを確認。ウイルスは毒性の強い高病原性の「H5N8亜型」と判明した。県は16日に約20万羽の殺処分を開始し、24日には全ての焼却を終了。2月14日、3キロ圏に設定していた移動制限区域を解除した。
(後略)
http://www.yomiuri.co.jp/local/okayama/news/20151226-OYTNT50226.html

ttps://archive.is/HXnND

posted by BNJ at 11:43 | Comment(0) | 養鶏畜産ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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