2016年01月09日

卵の化石、まるまる発見 兵庫、1.1億年前の地層 小さな恐竜?鳥類?【朝日新聞デジタル2016年1月9日】(他6ソース)

岩石の中から見つかった卵の化石=8日、兵庫県丹波市、水野義則撮影

 兵庫県丹波市内にある白亜紀前期(約1億1千万年前)の地層から、小さな卵の化石4個が、形をとどめた状態で見つかった。同県が8日、発表した。大きさは長さ約5センチ、幅2センチで、形や殻の特徴からニワトリより小さな恐竜か、鳥類の卵とみられる。

 国内ではこれまで、白亜紀の地層から卵の殻の化石は見つかっログイン前の続きているが、卵の形をとどめた複数の化石が密集して見つかったのは初めてだという。

 化石が埋もれていたのは、2006年に国内最大級の恐竜「丹波竜」の化石が発見された川沿いの場所の上流約5メートルの地層。丹波市などによる調査で昨年見つかった。

 4個の卵は完全に立体的ではなく、潰れている部分もあるが、大きさや形状をとどめていた。このほか、殻のかけら約100個も発見された。殻を調べたところ、断面は3層構造、表面は滑らかで、小型の獣脚類恐竜「トロオドン」や、鳥類の卵の化石が持つ特徴に似ていた。

 発掘に協力する兵庫県立大学の三枝春生准教授は「恐竜などがどのように卵を産んでいたか、解明の手がかりになる」と話す。今後の調査で卵を産んだ親がわかる可能性もあるという。

 福井県立大学恐竜学研究所の東(あずま)洋一特任教授は「おそらく巣をつくっていたのではないか。もし獣脚類の卵なら、世界最小級で、世界的にも貴重な資料になる」としている。

 (小堀龍之、鵜飼真)
http://www.asahi.com/articles/DA3S12150776.html

新発見「これは卵だ」…丹波・恐竜化石4個【YOMIURI ONLINE2016年1月9日】
卵の化石の発見現場(奥)で今後の調査、研究への期待を膨らませる村上さん(左)と常岡さん(8日、丹波市山南町で)=野本裕人撮影
 丹波市山南町の白亜紀前期(約1億1000万年前)の地層から、世界的に貴重な恐竜または鳥類の卵の化石が4個も発見された。発掘の中心となったのは、すぐそばで10年前に見つかった丹波竜の化石を観光資源に、町おこしを進める住民らの調査隊だった。丹波竜ブームが去り、県の発掘調査も中断する中、「調査を再開させるには、新発見をして注目を集めるしかない」と奮起した執念が実った。(田中聡、中野真一)

 2006年に丹波竜が発見された同市山南町上久下かみくげ地区は、500世帯ほどの山あいの集落。当初は年間約3万人の見物客が押し寄せ、丹波竜にちなんだグッズや菓子が次々に発売された。住民らは、飲食や発掘体験ができる観光施設「元気村かみくげ」の運営も始め、「丹波竜の里で町おこしを」と盛り上がった。

 だが、12年まで6次にわたって行われた県の発掘調査は、徐々に成果が先細りし、河川の安全対策への配慮や予算削減のあおりで休止。最終年の見物客は約8000人にまで減った。

 「このままでは関心が薄れていく」。危機感を募らせた丹波竜化石発見者の一人、村上茂さん(71)は、「公費での調査再開を促すには、新たな発見が必要だ」と、住民が費用と労力を負担して公開試掘を行うことを県などに提案。「丹波竜の仲間を探そう」を合言葉に、住民10人で化石調査隊を結成し、年2回の試掘を始めた。14年8月と15年3月に続き、3回目の今回、大発見に結び付けた。

 4日間の試掘だったが、初日に丹波竜の仲間の竜脚類の歯の化石を発見。篠山川河床に広がる試掘地は3日目も晴天が続き、隊員ら6人が削岩機を手に3手に分かれて掘っていたところ、常岡芳朗さん(65)が、周りとの微妙な色の違いに目をとめた。「化石や」。そばにいた、県立人と自然の博物館の池田忠広研究員が「これは卵だ」と叫んだ。

 隊員は60代〜70代で、全員が丹波竜の発掘調査にボランティアで参加。化石を見つける目には自信があったが、「卵なんて思っていなかった。巣があるなんて」と今も興奮を隠せない。

 今回の発見を受け、人と自然の博物館は「(本調査に向け)予備調査の予算を県に申請したい」とする。

 試掘には県から地区への助成100万円のうち70万円をつぎ込んだだけに、村上さんは「ムダと言われないよう何か見つけないと、と思っていた」とほっとした表情。「丹波竜とは違う夢が広がった。若い人にも参加してもらって、宝の山からこれからも宝を探していきたい」と喜んでいた。

 ◇進化・生態重要な情報…研究者ら評価

 丹波竜化石の目と鼻の先に、これほど貴重な化石が眠っていたとは――。丹波市山南町で見つかった卵の化石に、国内の研究者は驚き、今後の調査、研究で恐竜の進化や生態がダイナミックに浮かび上がる可能性に期待を寄せた。

 モンゴルやアラスカなど世界各地で発掘調査を続ける恐竜研究の第一人者、小林快次・北海道大総合博物館准教授(古生物学)は「これまで国内で見つかっている卵の化石は殻がほとんどで、動物の種類が分かるだけ。今回の発見は、恐竜や鳥がどのように卵を産み、巣を作り、子孫を残したのかが分かり、世界に重要な情報を発信できる可能性がある」と評価。「世界の有名な恐竜化石の発掘地にひけをとらない発見がこれからもザクザクでてくるだろう」と声を弾ませた。

 恐竜の進化を研究している真鍋真・国立科学博物館研究主幹(同)は、壊れやすく化石として残りにくい小型の卵が残っていた点に注目。「普通は卵の中に、胚(孵化ふか前の子)の骨が残っている可能性は低いが、これほど良い化石であればコンピューター断層撮影法(CT)で確認する必要はある」と指摘する。

 調査に当たった三枝春生・兵庫県立大准教授(同)は「丹波竜化石の発見場所から5メートルほどしか離れていない場所から、こんな標本が出る。(丹波、篠山両市にまたがる篠山層群は)まさに『宝の山』」と今後の発掘調査に意欲をにじませた。
http://www.yomiuri.co.jp/local/hyogo/news/20160108-OYTNT50253.html

丹波で恐竜の卵?化石群発見 繁殖行動解明に期待【神戸新聞NEXT2016年1月9日】
今回発見された卵化石と特徴が似ている卵化石の親として描かれた獣脚類恐竜の復元想像図((C)服部雅人さん=兵庫県立人と自然の博物館提供)
 兵庫県丹波市と篠山市にまたがる篠山層群下部層(約1億1千万年前)で見つかった卵化石は、白亜紀前期の鳥類に近い獣脚類恐竜か鳥類とみられ、世界でも6例しか報告のない貴重なものだった。恐竜から鳥類への進化の過程で、繁殖行動がどのように変化したか−。太古の謎を解明する手がかりに注目が集まる。(今泉欣也)
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201601/0008707171.shtml

化石 世界最小、恐竜の卵か…4点を発見 兵庫・丹波【毎日新聞2016年1月8日】
兵庫県丹波市で見つかった、小型恐竜か鳥類とみられる卵の化石(中央の盛り上がった部分)=共同
 兵庫県は8日、同県丹波市山南町上滝にある約1億1000万年前(白亜紀前期)の「篠山層群」から小型恐竜か鳥類とみられる卵の化石が少なくとも4点見つかったと発表した。保存状態の良い化石は高さ4センチ、幅2センチ。発掘調査に関わった兵庫県立人と自然の博物館によると、卵の形状をとどめた化石としては国内初で、恐竜ならば卵の大きさが世界最小の可能性があるという。

 近くには卵殻片も約100点あり、密集した状態で見つかるのも国内初で世界的にも珍しい。専門家は「恐竜の巣だった可能性がある」と指摘。当時の繁殖活動や巣作り、進化の過程を知る上で貴重な資料となりそうだ。

 推定される当時の卵の大きさは高さ5センチ、幅2センチ、重さ約12〜15グラムで、ニワトリの卵より軽い。縦1.5メートル、横1.2メートルの岩盤から4点見つかった。

 表面の模様の特徴などからニワトリより小さい獣脚類恐竜か、鳥類の化石と判断した。新種の可能性もある。

 昨年10月に、地元自治会の常岡芳朗さん(65)らが県の助成を受け、博物館などと協力して調査し発見した。

 研究にかかわったカナダのカルガリー大大学院博士課程の田中康平さん(30)は「日本でこれだけきれいな形で、複数も出てきて驚いた。恐竜から鳥類に移行する期間の卵の可能性がある。産んだ動物の大きさやふ化の方法を知る上で、学術的価値が大きい」と話した。

 化石は2月6日から28日まで兵庫県立人と自然の博物館で展示される。(共同)http://mainichi.jp/articles/20160109/k00/00m/040/090000c

恐竜か鳥類か…卵の化石4個、完全な形で発見【YOMIURI ONLINE2016年1月8日】
発掘された卵の化石(8日、兵庫県丹波市で)=野本裕人撮影
 兵庫県立人と自然の博物館は8日、同県丹波市山南町の白亜紀前期(約1億1000万年前)の地層から、小型の肉食恐竜か鳥類とみられる卵の化石4個が見つかったと発表した。

 完全な形の卵の化石は国内初。営巣地とみられる状態で小型の卵が見つかるのは、世界的にも珍しいという。恐竜から鳥類に進化する過渡期の卵の可能性があり、同博物館は「繁殖行動の進化を解明する上で貴重な発見」としている。

 卵の化石は、2006年に国内最大級の草食恐竜「丹波竜」が見つかったのと同じ地層「篠山ささやま層群」で、昨年10月に地元住民らが試掘調査し発見。卵殻片約100点も確認された。

 卵は縦4センチ、横2センチで、重さ推定12〜15グラム。表面が滑らかで、卵殻が3層構造になっていることなどから、肉食恐竜(獣脚類)のうち、ニワトリよりやや小さいトロオドンの仲間か、獣脚類から進化した鳥類とみられると判明した。新種の恐竜の可能性もあるという。

 恐竜研究の世界的権威で、鑑定にかかわったカナダ・カルガリー大の研究者は「白亜紀前期の地層から産出した恐竜、鳥類の卵では世界最小。非常に貴重だ」と話したという。
http://www.yomiuri.co.jp/science/20160108-OYT1T50097.html

1.1億年前地層から卵化石発見=世界最小の恐竜可能性も−兵庫・丹波【時事ドットコム2016年1月8日】
兵庫県丹波市の白亜紀前期の地層から発見された卵化石(右イラストで示された楕円部分)(カルガリー大大学院地球科学科博士課程の田中康平さんと兵庫県立人と自然の博物館提供)
 兵庫県丹波市の上久下地域自治協議会などは8日、同市山南町の白亜紀前期(約1億1000万年前)の地層から、非常に小さい卵化石が密集した状態で発見されたと発表した。二足歩行の小型獣脚類恐竜か鳥類の卵と考えられるといい、形状をとどめた卵化石が密集して見つかったのは全国初という。
 同協議会は昨年10月19〜22日、山南町上滝付近の泥岩層で、複数の卵化石と卵殻化石を発見。研究を進める「県立人と自然の博物館」(兵庫県三田市)などによると、白亜紀前期の恐竜や鳥類の卵の発見は世界的にも珍しく、化石から推定される元の卵の大きさは高さ約5センチ、横約2センチで重さは12〜15グラム。
 恐竜の卵だとすれば、生まれた恐竜はにわとり以下の世界最小で、新種の可能性があるという。

兵庫県丹波市の白亜紀前期の地層から発見された卵化石の親のイメージ図(著作:Masato Hattori、兵庫県立人と自然の博物館提供)
 同じ場所から複数の卵化石が見つかったことから巣の可能性があるといい、営巣行動の手掛かりになると期待している。現場にはまだ採集していない卵化石があり、発掘を継続する方針。(2016/01/08-17:08)
http://www.jiji.com/jc/zc?k=201601/2016010800692&g=soc

世界最小の恐竜卵か、兵庫・丹波 高さ4センチ、1億年前【共同通信47NEWS2016年1月8日】
 兵庫県は8日、同県丹波市山南町上滝にある約1億1千万年前(白亜紀前期)の「篠山層群」から小型恐竜か鳥類とみられる卵の化石が少なくとも4点見つかったと発表した。保存状態の良い化石は高さ4センチ、幅2センチ。発掘調査に関わった兵庫県立人と自然の博物館によると、卵の形状をとどめた化石としては国内初で、恐竜ならば世界最小の可能性があるという。

 近くには卵殻片も約100点あり、密集した状態で見つかるのも国内初で世界的にも珍しい。専門家は「恐竜の巣だった可能性がある」と指摘。当時の繁殖活動や巣作り、進化の過程を知る上で貴重な資料となりそうだ。
http://this.kiji.is/58140170382671876?c=39546741839462401

ttps://archive.is/VOgFq
ttps://archive.is/ogQ2v
ttps://archive.is/At36t
ttps://archive.is/Oa827
ttps://archive.is/1TZsR
ttps://archive.is/RUAdU
ttps://archive.is/VwM5n

タグ:鳥類進化
posted by BNJ at 11:35 | Comment(0) | 鳥類一般ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: