2016年01月10日

福感じる癒やし空間 倉敷フクロウの森【朝日新聞デジタル2016年1月10日】

フクロウをなでて喜ぶ来館者の女性=倉敷市中央1丁目

 倉敷市の美観地区。大原美術館の並びにある土産物店の3階にウッドチップが敷き詰められた空間が広がる。壁に森の絵が描かれ、広さ約60平方メートルの室内に本物の木が植えられている。

 フクロウが木々の間からひょっこりと顔をのぞかせた。「賢そうな顔をしているね」「ふわふわ」。来館者たちは感想を口にしながら、すべすべの羽に触れたり、写真を撮ったりして、思い思いに時間を過ごす。グローブをはめて腕に乗せることもできる。フクロウに触れる回数や滞在時間に制限はない。

 倉敷フクロウの森は土産店などを運営する会社「ヴェルデ」(大分市)が昨年8月に開いた。ハリーポッターで有名になった「シロフクロウ」や「カラフトフクロウ」など13種類15羽がいる。平日でも100人ほどが訪れ、美観地区の新たな人気スポットになっている。

 ログイン前の続き館員の柴田美香子さん(27)によると、基本的にフクロウはおとなしく、幼い子どもでも触れる。ただ、「なで方を間違えたり強く触ったりすると、フクロウがけがをする可能性がある。威嚇をしたり嫌がったりしたらすぐに手を引いてほしい」。

 フクロウはギリシャ神話で「森の賢者」と称され、知恵の象徴とされる。日本では、語呂合わせで「不苦労」「福来路」と縁起の良いイメージがあり、金運アップや入学試験の願掛けにお守りを持つ人も多い。観光で訪れた広島県福山市の事務職員、三宅由佳(よしか)さん(28)は「丸っこい体が可愛い。近いうちに福が来るような気になりました」と声を弾ませた。

 「フクロウは人の感情によく気づく鳥。福を感じに来てください」と柴田さん。フクロウに接し、今年は「先を見通す目」を養おうと心に決めた。(小川奈々)

     ◇

 倉敷フクロウの森 倉敷市中央1の1の7。開館時間は午前9時半〜午後5時半。入館料は600円、12歳未満300円。 電話 086・423・0515
http://www.asahi.com/articles/ASHD32SP8HD3PPZB005.html

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