2016年01月19日

酪農大生が野良猫養育 天売の海鳥保護で捕獲、24日に初の譲渡会【どうしんウェブ2016年1月19日】

天売島の猫の前で「優しい飼い主が見つかれば」と期待する学生
 【江別】酪農学園大の学生が留萌管内羽幌町の天売島で捕獲された野良猫を預かり、人になれさせるボランティアに取り組んでいる。24日には初の譲渡会が同大で開かれる予定で、学生たちは「1匹でも多くの猫が人と共生できるように協力したい」と話す。

 天売島では、野生化した猫により海鳥のひなや卵が襲われる被害が確認されており、羽幌町と環境省が2014年10月から本格的に捕獲を始めた。野良猫は人を警戒し危害を加えることもあるため、動物愛護団体や市民ボランティアにいったん預かってもらった後、譲渡会などで新しい飼い主を探すことにしている。

 酪農学園大は15年に島外に運び出された猫の不妊・去勢手術で協力した経緯がある。同大獣医保健看護学類の郡山尚紀准教授(動物行動学)のゼミは「野良猫を効率良く人になれさせることができれば保健所で保護された猫の殺処分も減らせる」として15年9月から、郡山准教授とゼミ生5人が1匹ずつ自宅で預かっている。

 えさが入った器を飼い主が手に持った状態で与えるなどして徐々になれさせていく。学生は毎週、飼育の様子を報告書にまとめ、将来的にはマニュアル化し、広く活用してもらう考えだ。

 「夜鳴きが一晩中止まらない」「生ごみなど部屋にあるものを何でも口にする」など苦労は多い。だが、大学院1年の松代真琳(まりん)さん(23)は1日5〜6時間、猫と一緒に過ごすことで「人前で体をすりすりして徐々に甘えてくるようになった」と手応えも話す。

 譲渡会は酪農学園大構内のD1号館の101号室で。札幌の動物愛護団体が預かる天売島の猫も合わせて20匹ほどの飼い主を探す。午前10時〜午後4時。

 問い合わせは羽幌町町民課(電)0164・68・7003へ。(高田晃太郎)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/sapporo/1-0224641.html

ttps://archive.is/2mycb

タグ:天売島
posted by BNJ at 11:54 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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