2016年01月29日

ホロホロ鳥でサソリ退治 モルンビーのコンドミニオ【サンパウロ新聞2016年1月29日】

 サンパウロ市モルンビー区のコンドミニオ内で13日、サソリの急増に対処するため、サソリを捕食するホロホロ鳥(Galinha-d’angola)が放たれた。この15万5000平方メートルのコンドミニオには、7棟のビルと200件の家屋が立ち並んでいるが、2013年にオープンした時からサソリが現れ始めたという。フォーリャ紙が報じている。

 住民によると、特に今年に入ってから、3日間だけで100匹のサソリを見つけたといい、過去数カ月の間には、2匹のコブラも発見されている。まだサソリに刺された住民はいないという

 サソリは、手入れされていない雑木林に隣接している壁から侵入しており、ここも、コンドミニオを設計した建設会社が所有。パリの国立自然歴史博物館で働く動物学者のウィルソン・ロウレンソ氏は、「野放しでゴミが散乱している場所は、サソリの格好の繁殖場。自然の餌である昆虫、湿気や住処など必要とするものが揃っているからだ」と説明している。

 同氏によると、「もし住民が3日間に目視で100匹のサソリを見つけたなら、実際には10倍かそれ以上のサソリが存在している」という。ホロホロ鳥は鱗状の皮膚で守られており、退治の「一部に」役立つが、サソリは夜行性でホロホロ鳥は昼行性であることから、退治は同時に行う必要があると話す。

 ホロホロ鳥は1匹70レアル。コンドミニオ内の37人がグループとなり、少なくとも10羽以上購入する計画を立てた。壁の近くにトウモロコシ等の穀物を撒く。この方法は成果が出ているようで、清掃人によると、14日に3羽のホロホロ鳥が、サソリを攻撃しているところを見たという。

 住民による夜間のサソリ狩りでは、サソリが光る紫外線ライトを使用し、アルコールで退治しているという。

 建設会社は、この雑木林の清掃と害虫駆除を行なうため業者と契約し、14日から作業が始まっている。今月末には終わる見込みというが、一方で、サソリに有効とされる毒が存在しないため、駆除作業で逃げたサソリがコンドミニオに移ってくる可能性を指摘する意見もある。
http://saopauloshimbun.com/archives/49894

ttp://archive.is/ZVolj

posted by BNJ at 23:00 | Comment(0) | 海外の鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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