2016年02月17日

【鉄学しましょ】カモメの魔術師 木村裕子【東京新聞2016年2月17日】

 カモメの魔術師ともいえる男性がいる。静岡県を走る天竜浜名湖鉄道の浜名湖佐久米駅(浜松市)ホームに、多い日には800羽のカモメを集める。駅近くですし店を営む笹田順嗣さんだ。
 約20年前、駅舎内の娘さんの喫茶店で余ったパンの耳をあげたのがきっかけ。以来、毎年11〜3月に1日4回、シベリアから渡ってくるユリカモメにボランティアで与え続けた。結果、かなりの数がやってくるようになった=写真。
 誰もができることではない。笹田さんが入院してエサやりができなくなった時、アルバイトを雇った。同じ時間、同じパンを与えていたのに、日に日にカモメの数が減り、とうとう駅から姿を消してしまったのだ。退院後に笹田さんが再開すると、戻ってきたという。
 笹田さんは「自分の子どものようにかわいい。あの子は今年で9年目だよ」と、私の目では全く違いが分からない1羽を指さしてほほ笑んだ。1日40斤分のパンの耳を与え、足りなくなると鉄道会社が寄付してくれる。1日の乗降客20人程度だった駅が、多い日は1200人の観光客が訪れるように。笹田さんは、カモメだけでなく人も集め笑顔にする魔術師だ。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/tetsugaku/list/CK2016021602000203.html

ttp://archive.is/MDpqc

タグ:ユリカモメ
posted by BNJ at 11:20 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: