2016年02月17日

東京はてな/インコ エサ求め?住宅街に【朝日新聞デジタル2016年2月17日】

梶浦道成さんの自宅にいたワカケホンセイインコ=4日、渋谷区

 ◇反響編

 1月23日付朝刊に掲載した「東京はてな 東京に野生のインコの群れ?」に、読者のみなさんからメールやはがきなどで多くの目撃談が寄せられました。その中から、野生のインコをよく見るという2人に話を聞きました。

 ◆渋谷・練馬……目撃談続々

 「毎日のようにワカケが飛んでくる」。渋谷区のコピーライター梶浦道成さん(61)の自宅には、朝や昼すぎにやって来るという。

 梶浦さんに連絡し、今月4日午前8時ごろに自宅を訪ねると、敷地内のフジの木に6羽の鳥がとまっていた。緑色の羽に赤いくちばし。ワカケホンセイインコだ。梶浦さんが鳥のエサとして木にぶら下げた落花生をついばんでいた。

 バラの栽培が趣味で、害虫を駆除してくれるメジロやシジュウカラに冬場のエサをあげ始めたところ、まもなくインコも食べるようになったという。梶浦さんは「家を建てるために土地を見に来た21年前、すでに電線にワカケがとまっていた」と話した。

 練馬区の加藤博さん(70)からも情報が寄せられた。「野鳥観察が好きで、ワカケも朝よく見かける」という。6日午前9時ごろ、区内の住宅地を一緒に歩くと、電線に約10羽がとまっていた。近くの住宅にはヒマワリの種が置かれたエサ台があった。このエサを食べに来ているようだ。

 ほかにも都内区部では文京、台東、世田谷、杉並などでワカケホンセイインコとみられる鳥を見たとの情報が寄せられた。府中、町田、小金井、東久留米、西東京各市での目撃談もあった。ヒマワリの種などエサを食べにくるという内容が目立った。

 日本鳥類保護連盟(杉並区)の藤井幹・調査研究室長(46)によると、多摩川と荒川に挟まれた都内にはワカケホンセイインコが好む緑地があちこちにあり、神社や寺院、団地などで繁殖が確認されている。「夜は1千羽前後がねぐらに集まり、日中はそれぞれの繁殖地の近くでエサを探すことが多い」。1羽で行動したり、数十羽や数百羽で動いたりするという。藤井室長は「おなかがすいている朝は、手早く食事にありつける住宅のエサ台などに飛んでくるのでは」と話す。

 (浦島千佳)

 《記事の概要》「練馬区の住宅街で早朝、電線にインコが十数羽とまっていた」。同僚の情報がきっかけで、野生のインコの群れを都内各地で探した。

 日本鳥類保護連盟によると、インドやスリランカが原産のワカケホンセイインコは、1960年代後半から都内で目撃され始めた。ペットとして輸入され、逃げたり捨てられたりしたと考えられる。イチョウの木などを集団のねぐらにするという。

 都内では群れを見つけることができなかった。だが1月13日夕、川崎市内の公園でイチョウの木に群れが次々と集まってきた。連盟によると約800羽が集まった。

 東京にまつわる疑問や謎を読者のみなさんから募集しています。〒100・0011千代田区内幸町2の2の1 朝日新聞東京総局「東京はてな」取材班へ。ファクス(03・5157・0615)やメール(tokyo@asahi.com)でもお寄せください。
http://www.asahi.com/articles/CMTW1602171300001.html

ttp://archive.is/QMhZS
東京の空にインコの大群? ねぐらを追跡してみたら【朝日新聞デジタル2016年1月22日】

posted by BNJ at 11:39 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: