2016年02月18日

大阪)堺野鳥の会が目録を出版、初観測の渡り鳥6種類も【朝日新聞デジタル2016年2月18日】

「堺野鳥の会」の横島彪さん(左)と清水俊雄さん=堺市堺区

 堺や和泉など7市で過去5年間に確認した168種類の鳥を収めた目録を「堺野鳥の会」が出版した。これまで25年間にわたって記録を取り続けてきたが、今回はサルハマシギやコウノトリなど6種類を初観察。海外から人為的に持ち込まれ、在来の鳥の生存を脅かす「ブラックリスト」指定種も、生態系の変化を調べるために新たに記録した。

 同会は堺市の百舌鳥(もず)古墳群や南部丘陵、大阪市の大和川周辺のほか、大津川河口周辺(泉大津市)▽狭山池(大阪狭山市)▽槙尾山(和泉市)▽石川(河内長野市、富田林市)など主に14カ所で約60人の会員らが定期的に観察している。5年ごとに観察記録を収めた目録を出版している。

 昨年9月までの5年間では、前回調査より8種類少ない168種類を確認。サルハマシギ、コマドリ、コウノトリなど6種類の渡り鳥を初めて確認し、うちコウノトリは兵庫県豊岡市で巣立ったものとみられる。

 ログイン前の続き絶滅が心配される鳥も複数確認した。タカ科のチュウヒは、堺市の埋め立て地「堺第7―3区」などで確認。渓流に生息し、河川改修で生息が危ぶまれたカワガラスは、富田林市の石川で2年続けて観察した。いずれも現地で繁殖していると推測される。

 海外から持ち込まれ、堺市が在来種の生息に影響があると「ブラックリスト」に指定したソウシチョウなども、今回の目録に収めた。今後は在来種への影響などを調べる予定。

 目録では過去25年間のデータを活用し、5年ごとの個体の変遷や月別の出現状況を一覧表にし、野鳥観察地の地図も付けた。編集を担当した会員の横島彪(たけし)さん(71)=堺市南区=は「堺は南部丘陵など緑豊かな里山が広がり、たくさんの野鳥を見ることができる。目録にして残すことで、自然環境の変遷を知る資料になれば」と話していた。

 A4判126ページ。1冊1700円(税込み)。同会が130冊作成し、堺市の各図書館や府立中之島図書館(大阪市北区)に寄贈もした。問い合わせは清水俊雄代表(072・299・1779)。(村上潤治)
http://www.asahi.com/articles/ASJ1S02NBJ1RPPTB00F.html

ttp://archive.is/uwCZJ

posted by BNJ at 11:52 | Comment(0) | 野鳥ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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