2016年02月21日

におうぞ!持ち込み禁止物 関空の検疫探知犬【YOMIURI ONLINE2016年2月21日】(鳥インフルエンザ)

荷物の検査に向かう検疫探知犬のフジ(関西空港で)
 関西空港で活躍する検疫探知犬が、新年度から2匹増え、開港以来最多の6匹で水際対策にあたることになった。訪日外国人(インバウンド)の増加に伴い、国内への持ち込みが規制されている肉製品や果物などが急増しているためだ。関空では格安航空会社(LCC)の就航増で、さらなるインバウンドの増加も見込まれており、農林水産省は検疫体制を強化する。(斎藤孔成)

 2月中旬、第1ターミナルビル1階にある手荷物引渡場。中国・上海からの便が到着し、旅客の荷物を載せたターンテーブルが回り始めると、同省動物検疫所関空支所の検疫探知犬2匹が、動き始めた。フジとセシル。ともに3歳の雄のビーグルだ。

 旅客の足元を縫うようにせわしなく動き回りながら荷物のにおいをかぐ。間もなく、スーツケースの上に載ったかばんに何度か鼻を近づけると、お座りをした。「探知」のサインだ。

果物のにおいを探知したフジが、お座りしてハンドラーの遠藤さんに知らせる
果物のにおいを探知したフジが、お座りしてハンドラーの遠藤さんに知らせる
 すぐにハンドラーで家畜防疫官の遠藤まり絵さん(31)が、持ち主の女性を近くのカウンターに案内し、説明を始めた。手には、中国語などで果物など持ち込めない品を書いたボード。やがて女性はかばんからビニール袋を取り出した。中にはミカンやバナナ。いずれも日本には持ち込めない。女性は、その場で放棄することに同意した。

 検疫探知犬は、口蹄疫こうていえきや鳥インフルエンザといった家畜の伝染病や、農産物の害虫の侵入を防ぐ重要な役割を担っており、ハムやソーセージなどの肉製品や、果物をはじめとする農産物をかぎ分けられるよう訓練を受けている。

 海外の先進事例を受け、日本では2005年に初めて成田空港で導入。関空では08年に2匹、昨年5月にフジとセシルが加わり、4匹となった。

 同支所によると、関空で検疫探知犬が摘発した肉製品など畜産物の数量は、2014年は約4・8トン。15年は就航便数増加の影響もあり、5月から4匹で対応したことから、前年比で毎月1・5〜2倍の数量に増えたという。

 国内の空港で働く検疫探知犬は、全てビーグルだ。優れた嗅覚を持ち、見た目もかわいい。威圧的でないことなどが理由という。フジもセシルも、米国内にある米農務省のトレーニングセンターで訓練を受けてから関空に配属。遠藤さんらハンドラーも、渡米して研修を受けた。

 「旅のおやつやおみやげとして、果物やポークジャーキーなどの肉製品を持ってこられる方が多いようです」と遠藤さんは話す。手作りのギョーザや肉まんを持ち込もうとして、検疫探知犬が見つけたケースもあったという。

 同支所の大友浩幸次長は「検疫のシステムを知らずに持ってくる外国人旅客も多い。日本から海外に出かけた場合も、現地でおみやげとして買った品物が日本に持ち込めないことがあるので、十分に注意してほしい」と呼びかけている。
http://www.yomiuri.co.jp/local/osaka/news/20160220-OYTNT50374.html

ttp://archive.is/7Snrm

posted by BNJ at 10:55 | Comment(0) | 鳥類一般ニュース | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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