2016年02月24日

コウノトリ繁殖 苦難20年【YOMIURI ONLINE2016年2月24日】(安佐動物公園/広島市)

◇安佐動物公園・川上さん 研究発表

 昨年、初めてコウノトリの繁殖に成功した広島市安佐動物公園(安佐北区)の飼育係川上裕敏さん(36)が23日、市役所で開かれた研究活動発表会で、同園の約20年にわたる繁殖への挑戦について紹介した。

 国内のコウノトリは1971年に絶滅した後、兵庫県が旧ソ連から譲り受けて繁殖を続け、現在は約80羽が野生に戻った。施設では約200羽が飼育されている。

 安佐動物公園は94年から繁殖を試みたが、雄と雌の相性が悪く、失敗が続いた。2013年11月、兵庫県立コウノトリの郷さと公園から、相性が良く、繁殖未経験のペアを迎えて再挑戦していた。

 1年目は14年2月末〜3月末までに計11個を産んだものの失敗した。雄が卵を異物と間違えて巣から落としたため、卵に似せた「擬卵」を巣に入れて、雄が卵を抱くように工夫した。

 2年目は、15年2、3月と4、5月の2回に分けて、計10個を産卵。6月6、7両日に初めて2羽がかえり、8月上旬に無事巣立ち、安佐動物公園で飼育されている。川上さんは「他園と協力して、今後もコウノトリを増やしてきたい」と語った。
http://www.yomiuri.co.jp/local/hiroshima/news/20160223-OYTNT50212.html

ttp://archive.is/L2Vti

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